とうとうサウンドカード買った

いままでオンボードで戦ってたんですが、いい加減ノイズが鬱陶しすぎたんでサウンドカード買っちゃいました。


Amazon CAPTCHA

以下壮絶チラ裏になります。
このPC、これまでは何もしていなくても「ジ〜〜ッ」というノイズが出ていて、ページをスクロールしたりすると「ジジジッ」っと異音鳴りまくりな最低な状況でした。さらにPC側から出力した音声はアンプやちゃんとしたスピーカーにも繋げておらず、直接モニターに繋げてました。ノイズへの原始的な対処法として、モニタ側のスピーカー音量をギリギリまで落として、動画などを再生する際にはプレイヤー側の音量を最大まで上げることでノイズが聞こえないようにしてましたが…流石にこれはねーよ!ということで、発作的にアマゾンでサウンドカードをポチったのでした。
今回買った「SE-90PCI」は値段が7000円そこそこ。で、それなりに良い音が出るらしい。とにかくノイズを除去したいだけだったので、下手に2〜3千円のものを買うよりも、このくらいのミドルクラスなものを買っておいたほうが無難かな〜という単純な素人考えで選んだんですが、調べてみるとそうした用途であれば2000円もしないもっと安いカードでも良かったっぽいですね。
アマゾンレビュー見るとこれとか→Amazon CAPTCHA
まあ今後まともなスピーカー買ったときのための先行投資と考えておきましょう。
 
で、PCに取り付けようとしたんですが、そこで問題が3つ。

1, 説明書を読むと「オーディオ機能をマザーボード側で使用している場合はBIOSマザーボードのオーディオ機能を切ってね」と書いてある
 →当然PC素人の自分はBIOSなんて怖くていじったことがない。どうやったら良いのかわからない。
 
2, こりずにアンプやスピーカーではなく、直接PCモニタに接続したいのだが、どうも接続するためには専用のケーブルが別途必要らしい。
 
3, そもそもサウンドカードを直接モニタに繋いで本当に音は鳴るのか。
 →今までオンボードでは大丈夫だったが、「サウンドカードの場合は実はアンプがいるんです^^」ってことはないだろうか。

 
まず問題1について。
※2015年4月26日に追記
3年前のエントリーですが、未だに参照される方もいらっしゃるようなので追記しました。
「問題1」に関しては、自分の環境ではBIOSの設定をいじらないままで大丈夫でした。むしろ、下記で説明した「Azalia Codecをoffに」という設定にしてしまうと、PC上で流れる音を録音しようとした際、録音デバイスが認識されず、録音することができなくなります。音の再生自体はできていたので、これまでそのことに気づいていませんでした。下記の設定を参考にした結果、同様の症状で苦しまれた方がいらっしゃったら申し訳ありません……。
追記ここまで。

とりあえずググるBIOS設定画面の「Integrated Peripherals」という項目の中にオーディオ機能のON/OFFを切り替える選択肢があるようだというのは分かりました。そこで早速BIOSを呼び出してみて絶望。オーディオ関連の項目なんだから「Audio〜」的な分かりやすい名称になっているに違いないと思ったのだけど、いざ探してみるとまったく見つからない。そこで仕方なくBIOS画面を起動したままiPadマザーボード名(GA-P55A-UD3R)を織り交ぜながら色々ググってみました。こんな時でも安心、そうiPadならね!しかしそれでも役に立ちそうな情報は発見できず。そうして15分くらい無駄にした所で、マザーボードの説明書見れば良いんじゃね?」という至極当然なことに気がつきました^q^
説明書捨ててないはずだよな〜、と、探してみると出てきました出てきました。

自分はパソコンの増設経験がキャプチャボードの取り付けだけだったのですが、あの時はペラ一枚の怪しい説明書しかなかったのに、こっちのマザーボードの説明書はえらい丁寧なつくりになってるな!サウンドカードの説明書もだけど!いや、本来これが当たり前なのか。
さて、説明書の「Integrated Peripherals」の欄を見てみると…

あった!「Azalia Codeck」という項目をoffにすれば良いらしい。それにしてもなんだよ「Azalia」って!こんなの説明書が無きゃ一生見つからないぞ。…試しにググったらこんなのが出てきた。
News:次世代PC Audio、“Azalia”とは?
こんなのが出てきたけど…別に読んでません。とにかくこのアザリアってのを切れば良いわけだろ。というわけで問題1は解決。

 
次に問題2。こればかりはiPadや説明書ではどうしようもない。必要なケーブルを調べて近所のヨドバシへ買いに走るしかないようだ。しかしそこで地味な問題が。ケーブルを買うには当然接続したい端子の名称を知っている必要があるわけですが、残念なことに僕にはコンポジとHDMIの違いくらいしか見分けられない。実は頑張ればコンポーネント端子とD端子も見分けがつくよ!サウンドカードの接続端子はコンポジの横についてる赤白端子に似てるけど、同じものと考えて良いのだろうか…?
というわけで説明書や自分のPCモニタの公式ホームページやらを行ったり来たりすること40分、どうやらサウンドカードから伸びているのが「ピンプラグ」というものらしく、PCモニタの接続端子が「ステレオミニジャック」という名称らしい。そして、「プラグ」が「オス端子」、「ジャック」が「メス端子」を意味するらしい。以前から「オス端子」、「メス端子」という名称からは妙な生々しさを感じていて、もっとスマートな名称が使えないものかとモヤモヤしていたので、長年の不満が解消されてスッキリです。…そういえば熱斗くんも「プラグインロックマンエグゼ!」って言ってたね。
というわけは、つまり、「ステレオミニプラグとピンジャックのケーブル」があれば良いはずだ!…ちなみにここまで殆ど「らしい」「はず」といった推量で進んできてます。
さてさて、そうしたケーブルはないものかとググってみると案外簡単に見つかるものですね。

http://www.yodobashi.com/%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%84-AD-611-%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%9F%E3%83%8B%EF%BC%8D%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%C3%972%E5%A4%89%E6%8F%9B%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B0-0-1m/pd/100000001000537784/

お値段800円ほどと、わりとお手頃な価格…かどうかは相場を知らないのでよくわからないですが、ヨドバシ公式で在庫チェックをしてみたところ近所の店舗に在庫ありとのことだったので、急いでヨドバシへ。
…しかしヨドバシにつくなり、ついでにHDMIをケーブル買ったりUSBメモリを買ったりしているうちになんだか疲れてきてしまい(←普段は引きこもり気質なため買い物は殆どAmazonで済ましていて、出歩くとすぐに疲れる)、音響関連のフロアについたときにはテンションダダ下がり。店員に頼んで取ってきてもらおうと思ったのに、近くに手の空いてる店員さんもいない。早く帰りたい一心でケーブルを探していると…おおあったぞ!…ん?なんかメーカーが違う。そしてこっちの方が安い。400円ちょい。

http://www.yodobashi.com/ec/product/100000001000933132/

本当にこれで良いのだろうか。iPhoneを使って先程の800円のケーブルの情報を再確認。こんなときでも大丈夫。そう、iPhoneならね!端子の名称を見比べても特に違いはみあたらない。なのでたぶん同じものなはず。きっと。
そんなわけで店員に確認もせずにそれを買って帰宅。ちなみにアマゾンで見るとこの400円のケーブル、1500円ほどで売られてました。ありがとうヨドバシ。問題2クリア。
 
最後に問題3ですよ。ググったり説明書を見たりして
「“アンプ内蔵スピーカー”であればアンプを介さなくても大丈夫」
ということは分かったんですが、でははたしてこのモニタのスピーカーはアンプ内蔵なのだろうか、という疑問が。ググってもスパっと答えてくれている人は見当たらない。きっと当たり前のことすぎて書かれていないのでしょう。しかし知識が全く無い自分にはさっぱり。最終的には「オンボードで大丈夫だったのだからサウンドカードでもたぶん大丈夫」という根拠のない自信にかけてみることに。というわけで、一応問題3もクリア。
 
さああとはサウンドカードをPCのスロットに差し込んで→買ってきたケーブルを接続→PCを起動してサウンドカードのドライバをインストールするだけ。カードを差し込むのは、要はファミコンカセットの容量ですよね。前回キャプチャボードで体験済みなのでスムーズに………いかなかった\(^o^)/ 四苦八苦した後に、最終的になんとか押しこむことに成功。なぜかやたら固くて、最後は「グギギギギッ」っと、とても不安になる音を立ててましたが。きっと大丈夫!
次にケーブル。こちらはササっと接続できました。悩んだ末に最終的にはわりとテキトーに選んだケーブルだったのに本当に刺さるとは!本当は半信半疑だったのに!今回ケーブルが無事刺さったことが結構な感動ポイントでした。
最後にサウンドカードの公式ホームページから最新のドライバをインストールして、PCを再起動、っと……………お、音が出たヽ(;∀;)ノ
映画でナイチンゲールが「Water」をはじめて発音できたときの感動に近い。音もいたってクリア。ノイズは一切なし(少なくとも自分には全く聞こえない)。どこまで行っても所詮はPCモニタの内蔵スピーカーなわけですが、ノイズが無いというのはやはり素晴らしい。ありがとうONKYOのサウンドカード!ステマ
 
最後に今回のサウンドカード取り付けで学んだことをまとめておきます。

BIOSの設定画面はマザーボードの説明書さえあればある程度はなんとかなる。
 →というかそもそもBIOSの設定など必要なかった(2014年4月26日追記)
・コンポジット端子は映像端子(黄)のことだけを指す。赤と白の音声端子と黄色の映像端子を合わせて「RCA端子」、または「ピン端子」と呼ぶ。
・「オス端子」は「プラグ」、「メス端子」は「ジャック」とも呼ぶ。例:ピンプラグ、ピンジャック
・このPCモニタの音声端子差込口は「ステレオミニジャック」という名称(イヤホン用のジャックと同一)。オス端子は「ステレオミニプラグ」。「ステレオミニプラグ」は「フォーンプラグ」の一種らしい。
・このPCモニタのスピーカーはアンプ内蔵型だったらしい。

 
なんだか今日はとっても賢くなった気がする!