【スト6】パッドを使った昇龍拳の爆速入力

みなさん『ストリートファイター6』ライフいかがお過ごしでしょうか。僕はメインキャラがモダンケンで、MRは1550~1600ぐらい。プレイ時間800時間を超えました。やりすぎですね。

もともと『スト4』『スト5』ではアケコンを使っており、最近レバーレス操作も覚えたりしたのですが、『スト6』はインパクトの返しやすさも加味すると結局パッド操作が一番なのではという気がしています。そこで突然ですが、今回はパッドまわりのノウハウをいくつかまとめてみました。

 

まず紹介したいのが、先日たどり着いた良い感じの昇龍拳の入力方法です。やりかたは簡単で、攻撃ボタンに隣接するボタンに「十字キー 下」を割り当てて、「前」方向に入力しながら攻撃ボタンとずらし押しするだけ。

PS版で再現するには「Dualsense Edge」や「Xboxエリートコントローラー2」など、パッド側でボタンに「下」を設定できる機種である必要があります。

動画を撮ったので参考にどうぞ。

個人的には「□ボタン」(Xboxコントローラーなら「Xボタン」)に「下」を割り当てるのがベストかなと思ってます。周囲のボタンは「✕」に「弱」、「◯」に「中」、「△」に「強」を割り当て。これで動画のように「弱」「中」「強」「OD」の昇竜が自在に出せます。

ちなみに他のボタンは「L1=奮迅(中+強)」「L2=インパクト」「R1アシスト」「R2=SA(強+必殺)」「背面ボタン左=必殺」「背面ボタン右=パリィ」です。

従来のボタンレイアウトから大幅に変えたため、現在一時的に勝率が落ちてます。早く慣れたい。

 

背面ボタンに「下」や「左」「右」ボタンを割り当てる方法も試してみたのですが、結局は上記の方法に落ち着きました。技の出しやすさ・安定性がダンチだったので。

ツイートでは「前入力状態から2~3f昇竜が安定する」と書きましたが、その後操作に慣れたおかげでニュートラルからでも3fでの入力がかなり安定するようになりました。

 

ボタンのずらし入力は指サックを付けると格段にやりやすくなります。

 

発想としてはレバーレスの藤村入力に近い気がします。

(2分30秒〜 藤村入力についての説明があります)

 

レバーレスでの操作は習得にまあまあ時間を要しますが、今回紹介したパッドの入力ならほぼモダン昇竜の感覚で3f昇竜が出せるようになります。やったね。

 

なお、CPT精神に準拠するためには、ボタンに「下」を割り当てるぶん、物理的な十字キーから「下」入力を無効化する必要があります。

CAPCOM PRO TOUR 2023 公式規定 添付C コントローラー利用規定

4.2.1. 移動行動として使用できるデジタル入力系統は最大4個までとする。これは上下左右方向への割り当てを意図するものである。設置数の範囲内であっても、同じ移動行動を複数の入力系統に割り当てることはできない。例えば、上方向の入力ボタンを2つ以上設置することはできない。

 

そのため、基本的にはスティックを使った操作をメインにせざるを得ないのがこの入力方法最大のネックと言えます(「下」が効かない十字キーを意地で使うことも不可能ではないですが……)。

もともとスティック操作メインの人は問題ないかもしれませんが、自分は根っからの十字キー派。スティックは入力時のあそびが大きすぎて、コマンドがなかなか安定しませんでした。そこで個人的に役立ったのが、スティックの軸に被せるシリコンリング

 

試しにこれを付けてみたところ、スティックの倒れる幅が狭まり、格段にコマンド入力が楽になりました。十字キーほどと言わないまでも、体感としては十字キーとスティックの中間程度の操作感。

僕が買ったリングの場合、エリートコントローラー2の場合はリングを3個、DualSense Edgeの場合はリングを2個重ねるとちょうど良かったです。それ以上重ねようとするとスティックの傾きが小さすぎて入力漏れが発生するようになりました。

【追記(1月29日):2個以上重ねるとガード時に斜め入力のミスが増えることに気づきました。少なくともエリコン2使用時は1個付けるがベストというのが個人的な結論】

この他にもスポンジっぽい素材の一般的なエイムリングも何種類か試しましたが、そちらはコマンド入力が困難になるだけでむしろ逆効果でした。

 

十字キー時代はもともとはDualSense Edgeでプレイしていましたが、スティックメインに切り替えるにあたりXboxエリートコントローラー2を購入。コンバーター「Brook Wingman FGC」経由でPS5に接続して使っています。

 

エリコン2はボタンの初期不良の多さなど不安要素もあるのですが、使ってみるとやはりスティックの位置的にこちらの方が立ち回りは楽で、ステップなどの基本操作もやりやすかったです。

なお、ばっちり初期不良品を引き当てました(効きの悪いボタンがあった)。公式への交換対応は求めず、振動モーター取り外しによる軽量化がてら修理業者経由で有償修理してもらいました。今はすこぶる快適。

 

余談

パッド関連の余談。

今回の昇龍拳のコンセプトからは外れますが、十字キーで操作する場合はアンサーというメーカーのアタッチメントがオススメです。十字キーに円形のゴム板のようなものを貼り付けるだけなのですが、これを付けるだけで見違えるように操作しやすくなります(個人差はあり、合わないという人もいます)。

PS5の無印DualSense、DualsenseEdge、Xboxエリートコントローラー2、HORIのファイティングコマンダーOCTAで試しましたが、いずれもこのアタッチメントがミラクルフィットでした。得にPS5の各種純正コントローラーとOCTAに関しては、生身の十字キー操作はとてもやりづらいので、個人的にアタッチメントが必須級でした。

 

 

また、自分は持ち方のせいか、エリコン2やDualSense Edgeを使っていると中指の第2関節の接触面が圧迫で痛くなってきます。その予防のために良かったのが、シリコン製の指関節サポーター。

 

今日もパッド+指サック+指関節サポーターというオタク丸出しの装備でスト6がたのしいです……。