今週のハンター(#338) 本当に世界の“外側”は描かれる?

今週はひっくり返りました。
・キルアとのお別れ・・・キルアというキャラをこれ以上「成長もの」という枠で掘り下げるのには限界を感じていたので、ここでのフェードアウトは正解だと思う。蟻編→アルカ編で十二分に描かれてましたから。しかしそれでも超圧縮されたやりとりでお別れしてしまうのには驚き。蟻編で相当ギクシャクしたことになっていたし、和解するまでに一捻り入れてくるとばかり思っていたので。しかしたったの5ページで和解→しんみりした別れまで描けてしまうのは流石。
・新章突入?・・・な、なんだってー!全国の読者の叫びが聞こえてくるような超展開。既に十分豊かな世界観だったのでこれ以上そっち方面に広げる必要があるのか疑問なのですが、今後どう転がるのか…。少し斜め上をいかれたというか、文字通りはるか斜め上(高度的な意味で)をいかれてしまった印象。さり気なくキメラアントの出所が明かされたのも予想外。
・今後の展開・・・相変わらず「クラピカ&旅団」と「ジャイロ」という2つの軸をどう消化するかが今後のメインではないかと思ってるんですが…。一番手っ取り早いのは流星街繋がりでウェルフィン、ジャイロ、旅団、クラピーをごちゃ混ぜに登場させる展開だと考えていたんですけどね。なので今回世界観を押し広げたのは「遺跡ハンター(?)」と思われていたジンが「世界の“外側”ハンター」だったという「ジンすげー!」展開の一環+世界はまだまだワクワクで溢れてるなーの一環でしかなく、必ずしも「外世界編」に直結するわけではないのではないかと思っています。「ゴン、俺と来るか?」→「ほかにやりたいことが残ってるんでまた今度」みたいな形でジンとは一旦別れるんじゃないかなー。