輝きのタクト 8話 : 溢れ出る!リビドー!!><

 なんだかギクシャクした関係だったタクト&スガタがリビドー溢れる殴り合いで友情を結ぶお話。
 中二の波動に目覚めたスガタさんが今後どうなってしまうのかとドキドキでしたが、青春一直線な展開「漢と漢の拳の語り合い」によって問題が見事解決されたようで何より。ゼロ時間に移ってもスカーレットキスなんかアウトオブ眼中で殴り合いを始めるタクトとスガタに痺れましたね。これで晴れて健全な(?)三角関係に落ち着きそうなタクト達ですが、今後はこっからどう話を進めていくのでしょう。
 そして今回で第一部完!な内容である事も重要な点ですね。タクトとスガタが熱血バトルを繰り広げてるのと同時にサカナちゃんが退場してしまったので。
 これまでは各話単位でシンクロする部分が多かったサカナちゃんのお話ですが、今回はのっけからサカナちゃんのお話の方が独走状態なのが面白かったですね。そしてそれがヘッドの触れられたく無い部分を刺激する内容だったのでしょう、サカナちゃんはあっさり釈放され、物語からまさかの退場。サカナちゃんが旅立ってしまったことで今までの「気多の巫女編」が終わり、次からは「ニシorヒガシの巫女編」に入る感じでしょうか。皆水の巫女であるワコにスポットが当たるのはラストでしょうから、それまではニシとヒガシの巫女のエピソードが消化されていく気がするのですが、どんな展開になるのか予想がつかないです。どの巫女も島に縛り付けられている運命に苦痛を感じていたりするのでしょうか。今のところワコは島から出たそうですし、巫女としての力を失ったサカナちゃんは名残惜しそうにしながらも外の世界へと旅立ってしまいましたし・・・。まあサカナちゃんに関しては今回のサムの話じゃありませんが、旅立ったからこそ元いた場所の良さを再認識する事もあるでしょうし、復活もなきにしもあらずだと思いますが。
 ところで、サカナちゃんがフェードアウトするバスのシーンで登場したピンク髪の新キャラが新しい巫女であろうことは前情報や雰囲気でなんとなく分かりますが、あそこの場面でケイトさん(前まではめがね委員長と呼んでましたがいいかげん名前覚えましたw)が出てたのはもしや彼女巫女だったりするからでしょうか!?w であるなら中盤〜終盤にかけて出番が増えるでしょうから、これまで綺羅星幹部のキャラ紹介がスカーレットキス、人妻女子高生、ドクターグリーンに関しては比較的しょっちゅう行われてきたのに対して、ケイトさんの出番が異常に少なかったことに説明がつきますね。