ジャンプ２９号読みました。む〜ん、ただでさえハンターハンターが長期離脱中で萎えているところなのに、さらにワンピースまで休みだとどうしても満足度がガクンと落ちてしまいますね。
今週の読みきりは『アイシールド21』で作画を担当されてた村田先生の『マインズ』。村田先生は絵が凄い上手いんで好きなんですが、どうも原作者なしの単独で描かれている時だとストーリーに魅力が感じられなかったり、ギャグが滑ってたりで・・・。器用な作家さんなんで、そのへんは作風を微妙に修正することでクリアできそうな気もします。個人的にアイシールドの中盤以降から気になってたことに、「笑い」の要素を入れすぎていて、素直に展開にのめり込めないというのがあったんですが、それは今回の読みきりでも感じたんですよ。以前の読みきりを見ても「ジャンプ」に載っているせいか、少年誌を意識し過ぎてる気がするんですよね。今回の話も作者のミリオタ的側面やアニオタ的側面とかが自分で作ってしまった「少年誌」的枠組みにうまく組み込めてないように思います。結構ハードな話をやっていても、お話しの深刻さが伝わらないというか、ノリが妙に軽いんですよね。鳥山明の短編的な軽さというのかなぁ。しかしこれは作者さんの味でもあるんで、なんとも言えないですね。ただ今週のジャンプの作者コメント欄を読むと「友情努力勝利を旗印に熱血漫画を描いていきたいです。」と言ってますし・・・。ウルトラジャンプあたりにに行けばもっと輝くような気もするんだけどなぁ、でも週刊ジャンプで読めなくなると思うと残念な気もするし・・・。だって今どきジャンプで『AKIRA』属性の描写なんてなかなかお目にかかれないですからね。見ました？あの金田バイク！本当ならあのバイクだけで村田さんは称えられてしかるべき（笑）他の連載作家でアキラっぽい描写と言ったら岸本さんのナルトくらいしか思いつかないですからね。そのナルトにしたって初期（特に巨大化我愛羅巨大化）くらいまでは露骨だったけど、最近は控えめだし。
それとロックオンが今にも終りそう（涙）露骨な打ち切り展開じゃないんだけど、どこからでも終れる雰囲気なのが見ていてハラハラする。いや、打ち切りを恐れるあまり冷静に読むことができていないからってのもあるかもしれない。とにかく僕の心臓に悪いんで、掲載順位をもう３つほど上げてはくれないだろうか＞ジャンプ編集部ｗ。２ちゃんの「打ち切りスレ」見ても来週のロックオンはこの位置のままのようだし・・・。打ち切りライバルとしては『四谷先生』が大本命として、他に『少年疾駆』と『メタリカ』、あと『保健室』がどうかと言ったところか・・・。まあ保健室は安定してきちゃってるから難しいだろうな。他作品には申し訳ないけど全力でロックオン応援。
ブリーチ ： 精神と時の部屋を発明した鳥山先生は偉大だよなー。
めだかちゃん ： 次号センターカラー一周年！打ち切りは無いようでよかったよかった。
ジャンプ29号感想
