【ネタバレ無し】『輪るピングドラム』先行上映会行ってきた(追記・微修正アリ)

 ブログ二週間ほど理由もなくほったらかしてましたすみません。
 ピングドラムももうじき放送始まる事ですし、またじゃんじゃんダラダラ書き散らかしていきたいと思います。
 
 というわけで、本日アニメイト横浜店で行われたピングドラムアニメ1話の先行上映会に行ってまいりました。早速twitterや2ちゃんにいろいろな感想が書き込まれ、やらおんなんかにもまとめが載っていますね。
http://yaraon.blog109.fc2.com/blog-entry-2634.html
 
 多くの人が言ってますが、良い意味で「ポカーン(゚Д゚)」となるアニメ。置いてきぼりにされるというよりは、どこかわけの分からない所に連れて行ってくれる作品。ウテナっぽさは得に感じないけど、非常に幾原監督っぽさは感じる。そんな感じ。面白いです。
 コミカルな部分もあり、シリアスな部分もあり。とにかく不思議なアニメで、テレビ放送でもう一度観るのが早くも待ちきれません。久々に毎話複数回観てしまうアニメが来たっぽいぞと一人密かにほくそえんでおります(笑)
 
 今日行われたイベントでは本編上映後に幾原監督とヒロインのヒマリ役である荒川さんのトークショーが。初めて生で幾原監督が見れて大満足!色々興味深い話も聞けました。
 ただ、ひとつ残念だったのが、いつもこうしたイベントでレポートを書きたい時は終了後に一旦トーク内容をバーっとメモ書きして頭の整理をするのですが、今回はイベント後に用事があり、それができなかった事。そのため今回は詳細なレポートは断念します・・・。しかし一応、一番印象に残った監督の発言をひとつだけ。

少しだけ真面目な話をすると、3月の震災以降、9割の「フィクション」は死んだような気がした。現実の痛みがフィクション超えてしまった。それを受けて日本人の意識も変わってしまったように感じる。そんな中で意味を持つようなものを創りたい。人と人を繋げるような話、無くしたり忘れてしまったりした関係を繋ぎ直すような話を描きたい。
※個人的なうろ覚えで書かれた不正確な内容ですゴメンナサイ

 まったく不正確で、僕の記憶違いで表現方法が大きく違ってたりするかもしれないですが、だいたいこんなような事をおっしゃっていて、意気込みの凄さに痺れてしまいました。
 
 今日の先行上映ではオープニングとエンディングの映像はカットされているバージョンでした。そちらにも期待を膨らませつつ放送を待とうと思います。
 幾原監督曰く、本編を観て(あまりに斜め上な内容に)ポカーンとしているのは突然ネッシーを見せられ「ネッシーだ!」と驚いている状態。しかしそこにOP・ED映像が加わるとただのネッシーが「のび太の恐竜」にランクアップするくらいの衝撃なのだとか!w (『ドラえもん』ではジャイアン役を演じられてる木村さんが『ピングドラム』ではイケメンな役を演じていて、それを「綺麗なジャイアン」と呼んでいる以前からのギャグを受けての説明だと思いますw
 
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追記:早速fresh_leavesさんからツッコミが入りまして、幾原さんの発言内で「エンタメ」と記していた箇所を「フィクション」と修正したりしました。自分でも書いていてなんか違うんだよなとモヤモヤしていたので大変ありがたい!頂いたメッセージには僕のうろ覚えから抜け落ちていた他の部分も熱く補足されていて、現在はそちらにインスパイヤされた形に修正しましたので、fresh_leavesから頂いたコメントもそのまま引用させてもらいます!w

@samepacola エンタメではなくてフィクションだった気がします。それで、現実の痛みがフィクションを越えてしまった今、どういったものが作れるかみたいな云々。うろ覚えなんですけど…よーするに愛の話なんだよ!!less than a minute ago via web Favorite Retweet Reply