映画「キック・アス」観てきた!

 映画『キック・アス』を観てきました。一言で表すならば、「バカ映画」。エロ、グロ、ナンセンスの三拍子そろった素敵な映画でした。とりあえずPVを。


 アメリカなんかじゃとっくに公開済みの映画で、今ではもうDVD/BDがリリースされてたりするんですが、日本では少し遅れての劇場公開。日本においてはCMなどでのPRはほとんどなく、口コミで話題になってるらしい本作ですが、上映されてる劇場数が限られてる事もあってか、映画サービスデーの本日は立ち見チケットすら完売するほどの盛況ぶり。今日は渋谷の映画館に4時半の回を観ようと出向いたんですが、4時に映画館についた時点で4時半の回のチケットは売り切れ、7時の回も残りわずかという状況w なんとか7時の回で観てきました。
 端的に感想を前置きすれば、無理してでも観に行って良かったな〜という事に尽きます。日本の映画館は観客が黙々と作品を鑑賞する場であるというイメージが強いんですが、今作を観に行った劇場では劇中でジョークやブラックユーモアが飛び出る度に客席から笑い声や拍手が沸きあがる素敵な空間となっておりました。特にラスト付近で沸き起こった爆笑&拍手は印象深かった。
 作品のストーリー自体は割と突っ込みどころがある感じですが、その辺はバカ映画のノリを活かすために制作者が意図的に残してる線が大いにありえるので、突っ込んだら負けなんだろうな(笑) とにかく今どき珍しい、深く考えずに楽しんだモン勝ちな映画です。特に13歳の女の子がマフィアの集団をギャグの如くメッタ殺しにするシーンは圧巻。カッチョイイ楽曲のチョイスとも相まって凄く爽快な内容となってました。正直グロ・・・というかスプラッターな描写が多めなので、『マーズ・アタック!』よろしく人間の頭が「バーン」と炸裂したりする描写が苦手な人は少しだけ覚悟が必要かも・・・(笑) 個人的にはゲラゲラ笑いながら観れる範囲の描写でしたが。
 年末年始は混雑する映画館も多いでしょうが、少しでも気になった方にはソフト化を待つのではなく、劇場でチェックされることをオススメしたい映画です。