またまた『スト6』関連記事。
自分が考えるパッドでのスティック操作の優位性については過去の記事を参照いただくとして。簡単な改造でVader 3 ProにPS用スティックの取り付けが可能だったので、その方法を紹介します。前半でシンプルに取り付け方を、後半で“低く”取り付ける改造方法を説明します。
なお失敗しても責任は負えないので試す場合は自己責任でお願いします。
ざっくりというと、内径6mmのゴムキャップを軸に挟んで、その上にDualSense Edge用スティックを被せるだけ。
必要なもの
- DualSense Edge用スティック
- 今回は安かった非純正品を使用
- 純正品も持ってますが、使用感は遜色なかったです
- ゴムキャップ
- 内径6mm程度のもの
- ニッパー
- スティックのカット用
- カッター
- ゴムキャップのカット用。ニッパーやハサミで代用できる
- ヤスリ
- なくてもできそうだけどあると綺麗に仕上がる
以下、写真付きで説明していきます。ピンボケは許してほしい。
やりかた
- DualSense Edgeのスティック裏側にあるギザギザな部分をニッパーでカットする
- ギザギザ部分はDualSense Edge本体に取り付ける際に必要ですが、Vader 3 Proとは互換性がないため、邪魔になります。ちょん切ってしまいましょう
- この際、破片が飛び散るので目に入らないよう注意。自分はビニール袋に手を突っ込んだ状態で作業しました。もっとうまいやり方がある気がする

- ヤスリがけして断面をなめらかにする

- ゴムキャップをスティックの内側と同じ高さにカットする
- 多少の誤差は問題ないので、スティック内側にはめ込んだ状態でカッターで雑に切ってしまってOK


完成!
なんとこれだけでもう完成。スティックがそのままVader 3 Proに取り付け可能です。
ですが、自分はここからもう一声、スティックの高さを下げたかったのでさらに改造しました。
スティックを低くする改造
- スティックをさらに1mm短くカットする
- スティックの軸部分は約6mm。ギザギザ部分は約1.5mm。そこからさらに1mmほどカットしていく
- スティックの軸部分は約6mm。ギザギザ部分は約1.5mm。そこからさらに1mmほどカットしていく

- Vader 3 Pro側のスティック取り付け軸を1mmほどカットする
- 一番勇気がいるパート。ニッパーでゴリゴリ切ってしまおう


今度こそ完成!!


※ちなみに次世代機種である「Vader 4 Pro」だとパッド本体側のスティック軸を切断する改造は無理でした。Vader 4 Proではスティックのテンションを調整する特殊な機構が追加されているため、パッド側の軸にネジが入っていて、今回の改造で行った簡単な切断が難しかったため(8月3日追記)
スティックの感度設定を忘れずに
スティックが低くなった分斜め入力がしづらくなるので、「Flydigi Space Station」アプリの感度設定(Sensitivity Curve)で「Instant」にしておきましょう。これで斜め抜けが起こらず良い感じになりました。

自分はさらにスティック軸にシリコンリングも挟んで、スティックの傾斜角度を少しだけ押さえています。軽微な差なのでこれは付けても付けなくてもあまり変わらないかも。鬼エイム製を使ってますが、そのままだと高さがありすぎるので、1mmほどカットして使うとちょうど良かったです。
追記(7月28日):シリコンリングを足したら更に良くなった
上記では内側から
- パッド本体のスティック台→ゴムキャップ→PSスティック→シリコンリング
という構成でしたが
-
パッド本体のスティック台→ゴムキャップ→PSスティック→シリコンリング(×4枚)
のようにしたらスティックの傾斜角度がさらに小さくなり、よりキビキビした操作が可能になりました。なお、この状態だとパッドの感度設定はプリセットの「Instant」では足りず、Y軸を90~100ぐらいにしないと斜め抜けが発生してしまうので注意。*1
シリコンリングを5枚重ねると感度最大でも斜め抜けが発生してしまうので4枚がちょうどよかったです。なお、面倒だったのでシリコンリングのカットはせず、そのまま使ってます。

この状態だと、昇竜コマンド(根性入力)が7f前後という十字キー並みの速度になりました。歩きの前後移動もさらにやりやすいしすばらしい。
※当初の追記ではスペーサーリングを挟むのをオススメしてましたが、シリコンリングを重ねた方が無駄がないことに気付いたので追記部分を一部修正しました
(追記ここまで)
以下余談
なぜ改造してみようと思ったのか
前提として、スティックでの操作は一般的に十字キーに比べて入力速度が若干遅くなります。この若干の遅れがくせ者で、自分は半年以上練習して立ち回り上ではほぼ違和感がなくなりましたが、それでも例えば咄嗟のモダン昇竜で「6」入力が間に合わず、波動拳に化けてしまうといったことがしばしばありました。
また、Vader 3 Proの純正スティックは悪くはないものの、個人的にはスティックの頭の部分は谷型になっているよりも、DualSense Edgeで選べる丸みを帯びた山形が好みでした。そこでお手軽な方法として、これまではスティックカバー(「Skull & Co. THUMB GRIP FOR XBOX ONE XSX/XSS」)を被せて使っていたのですが、これは欠点としてスティックの頭の位置が若干高くなってしまうというのがありました。
スティックが高くなるとそれだけ入力動作が大きくなるため、入力速度の観点で不利になります。
加えて、最近は左親指の腱鞘炎に悩まされていました。十字キーでは痛みと無縁だったことを思うと、スティックの高さにより指に余計な負荷がかかってしまっているのが一因と考えられます。
そんなもろもろの理由で、PSスティックの取り付け&低めに改造してみようと思い立ったのでした。
結果的には大成功。これまでOCTA、DualSense Edge、Victrix Pro VFG、Xbox Elite 2と試してきましたが、その中でぶっちぎりのスティック入力のしやすさです。特に左右移動のしやすさがダンチ。
スティックの土台部分からてっぺん部分までの距離を見比べてみると、操作感がなんとなく想像できるかもしれません。





腱鞘炎が改善するのを期待しつつ、しばらくこれで1900MRを目指してみたいと思います。
*1:再追記(8月3日):ちなみに「Flydigi Space Station」の「Test」→「Controller Calibration」からスティックのキャリブレーションができますが、改造後のスティックでキャリブレーションをすると今度は斜め入力がしやすくなりすぎました。その状態だと左右移動時にしゃがみや斜め飛びが暴発しやすくなったので、あくまでもデフォルトのスティックでキャリブレーションをした後に、感度設定のY軸を最大(100)にするのが良さそうでした。この状態でも斜め入力がややしづらいのですが、コマンドを綺麗に入力するよう意識したら斜め抜けは起こらなくなりました






