今年のお気に入り作品

今年観たお気に入りの映像作品をもろもろ適当に挙げていくコーナー
 

輪るピングドラム振り返ってみれば今年は本当にピングドラム漬けの一年だった気がする。
[[アニメ] 輪るピングドラム] - さめたパスタとぬるいコーラ
 

スタードライバー 輝きのタクトタクト面白かったなー。終始振り回されっぱなしだった作品。頭取よりもケイトとタイガーとサカナちゃんと部長が好きだった。そろそろまとめて見返したい気分。
[[アニメ] STAR DRIVER 輝きのタクト] - さめたパスタとぬるいコーラ
  

ハートキャッチ プリキュア最終話付近が『トップをねらえ!』や『グレンラガン』かよってくらい激熱でしたね。シュビッ!っと動く馬越作画がすげー格好良かったです。
[[アニメ] ハートキャッチプリキュア!] - さめたパスタとぬるいコーラ
  

京騒戯画個人的には超面白かった作品。5回くらい見返しました。感想は以前書いた通り。→『京騒戯画』感想 フリクリなようでフリクリでない - さめたパスタとぬるいコーラ
 

放浪息子ぶっちぎりの完成度。本当に凄いアニメ。見ていて胃が痛くなるので繰り返し見ることはありませんでしたが、本当に良かったです。あおきえい監督繋がりで『喰霊-零-』を途中まで見たりもしましたが、あっちも面白かった。『Fate Zero』はどうしようかなぁ。気がついたら十話くらい見てない・・・。
[[アニメ] 放浪息子] - さめたパスタとぬるいコーラ
 

イリュージョニストベルヴィル・ランデブー』のシルヴァン・ショメ監督の新作。『ベルヴィル〜』のほうはまだ観てないんですけどね。いや、凄い傑作。ラスト付近の物悲しい空気が凄く好き。
参考:氷川竜介さんによる映画評→映画評 『イリュージョニスト』 | アニメ!アニメ!
 

マルドゥック・スクランブル 燃焼:三部作の中編。わりと繋ぎの話なので普通なら中だるみしそうな所なんだけど、これはなかなか密度が高かった。終盤に出てくる知的なおばさんディーラーとのエピソードが素敵。地味な場面になってもおかしくないんだけど、『イノセンス』で検死官のおばさんが出てくる時のようなテンション。あと、バロット役の林原さんがハマリ役過ぎてやばい。新劇場版の綾波より合ってるんじゃね?・・・・・そういえばファフナー録画したまま1年くらい放置してる・・・観なきゃ・・・。
 

ファイアボール チャーミング:回によって多少当たり外れはあった気がするけど、全体として凄く良かった。最終回が妙に好きなんだよね。
 

フラクタル作品の完成度を抜きにすれば今年トップレベルに楽しめた作品その1。ヤマカンと東のゴタゴタも含めて色々面白かったな。作品自体飛び抜けてダメってわけでもないと思うけど、過程と着地点が(・・・つまり殆ど全部がw)なにかと面白味に欠ける内容だったのがなぁ。最初は「本作は冒険活劇です」って言ってたヤマカンが最後に「フラクタルロードムービー(キリッ」と言ってたのには爆笑した。やはり途中で冒険活劇になってない事には気づいてたのかと(笑)。最初に予告を見た時のトキメキは何だったのか。次回作は変に気負いすぎずに作って欲しい。ちなみにねんぷち付きのBD1&2巻は購入しました。月刊アニメスタイルに付いてきたナディアのねんぷちと一緒に並べてますが、島編でも始まりそうなオーラです。
 

BLOOD-C作品の完成度を抜きにすれば今年トップレベルに楽しめた作品その2。面白くないメインストーリーと上質な作画&演出が終始混在する、見ていて変な脳汁が出てくるアニメだった。最終回の悪のりスプラッターが地上波で流れたのは一種の奇跡。途中までこのブログではスルーしてたけど、最終回でカッとなって感想を書いたら、ひと月くらいうちのブログの検索ワードランキングでBLOOD関係が上位を陣取ってしまったのはナイショ。その頃明らかにピングドラムの方に注力してたのに!w 最終巻だけBD買う予定。劇場版は普通に良作になりそうな雰囲気なので、TV版フリークとしては寂しい所。
『ピング』感想書くつもりが『BLOOD C』最終話感想 - さめたパスタとぬるいコーラ
 

鬼神伝:作品の完成度を抜きにすれば今年トップレベルに楽しめた作品その3。どうしてこうなった!異様に力の入った作画!全く心に響かないストーリー!西尾鉄也さんには申し訳ないけど、なんとも微妙なキャラデザ!全てが空回りする凄い映画。憎さ余って可愛さ百倍。
『ノエイン』風神作画+『アバター』もどきのツギハギストーリー=『鬼神伝』 - さめたパスタとぬるいコーラ
 
その他の今年観て印象的だった作品

青い花ピングドラム』にそなえて観ましたが、これがまた素晴らしかった。イクニ回数本と最終話が得に良かったなぁ。原作も途中まで買ってしまいました。
  

美少女戦士セーラームーンこちらも『ピングドラム』にそなえて観てました。気に入った幾原コンテ回をいくつかピックアップすると・・・
6話「守れ恋の曲! うさぎはキューピッド」:それまでと比べ突然シックな雰囲気になってびっくりした。「車」の描き方がフェティッシュを感じてファビュラス。その後のウテナピングドラムでの描き方に通ずるものを感じた。
31話「恋されて追われて! ルナの最悪の日」:アニメージュで賞も獲得した名エピソード。猫のルナを主人公に据えて、ひたすらコミカルな事をやってる回。悪ノリっぷりが非常イクニらしかった。
46話「うさぎの想いは永遠に! 新しき転生」:一つ前の回と合わせて、異様にテンションの高いエピソード。全く想像だにしなかった壮絶な最終回でひっくり返った。女児向けアニメのテンションじゃないだろこれ。
51話「新しき変身! うさぎパワーアップ」:『R』の初幾原回。実はうさぎ役の三石琴乃さんは急病のため、『無印』の終盤から一時休業していて、荒木香衣さんが代役として演じてたんですよね。で、『無印』最終回の異様な盛り上がりの後、『R』の序盤は正直微妙な話が続くんですが、その「溜め」があっただけに51話は格別でした。「うさぎの挫折→新たな変身→パワーアップ」という流れなのですが、前半にポップでコミカルな幾原演出が炸裂し、後半にややシリアスな展開からセーラームーンが復活。この「復活回」に三石さんが復帰するというのがまたなんとも感動的で、とても盛り上がりました。
60話:「天使?悪魔? 空から来た謎の少女」:ちびうさの初登場回。普通に内容も充実してるんですが、あえてこれを選んだ理由は、この話数だけは自分が幼少時に見ていた記憶が残っていたから!当時『セーラームーン』は殆ど見ていなかったんですが、なぜか『R』は2〜3回だけ見た覚えがあって、その内の一つがこれでした。自分の幾原原体験はこれだったのか!と、ちょっと感動(笑)。
そんなわけでTV版はまだ『R』の途中までしか観れてませんが、途中から榎戸さんも参加しますし、そちらを観るためにもこのままマイペースに視聴を継続していくつもり。あ、挙げ忘れましたが『劇場版R』も傑作。
[[アニメ] 美少女戦士セーラームーン] - さめたパスタとぬるいコーラ
 

森達也ドキュメンタリー映画『A』、『A2』、『職業欄はエスパー』を見ました。どれも着眼点が面白くて、見ていて考えさせられました。『A』シリーズに関してはここで一行感想を書くのはどうかという気がするので、機会があればまた今度書きます。『職業欄はエスパー』に関しては前に取っ散らかった感想を書いて放置しているので、今度簡単な手直しをして公開すると思います。この他に『ドキュメンタリーは嘘をつく』というドキュメンタリーも見ましたが、他のものよりは普通な内容だったかな。
 

Taxi Driver:ブログには書く機会がありませんでしたが、夏頃に観て衝撃だった映画。社会の切り取り方が凄いのなんの。
 
 
そんなわけで今年印象的だった作品達でした。まとまりがあるようなないようなw 来年も面白いものが沢山観れるといいな。