行けよ、銀河美少年! : 輝きのタクト7話感想

 今回は都会っ子で礼儀がなってない銀河美少年が寝起きで不機嫌なスガタさんから怒りを買ってなんだか叱られちゃうお話。前回から着々と固められてきてたスガタの中二病設定に今回は「お前が僕を殴ったのか?気をつけろ、お前、死にたいのか?」とかいう見事な中二病台詞が加わって、スガタさん順調に中二病エリートの階段を駆け上がってますね。
 落ち込んでいるタクトと部長の会話シーン、「行けよ、銀河美少年!」の前で部長が使っていた「仲良し三人組」ってフレーズは結構違和感がw。確かにEDでは散々三人で青春を謳歌してる様が流れますが、本編ではタクトとワコのイチャイチャ展開はさておいて、スガタは殆どおまけ以上の出番がありませんでしたからね。それともそういった描写をしている時間的余裕が無かったからこそのあのEDなのかな?どっちにしても今までスガタの出番があんまり無かったおかげで、今回のラストで「すがたー!」と名前を連呼しながらスガタの元へ駆け寄るタクトには素直に感情移入できなかったかな。ただまあ、感情移入ができなかった「だけ」であって、ああいった場面に陥った場合タクトはどういった行動をするだろうか?と考えた場合、あの名前の連呼のシーンは全く破綻してないわけですが。タクトが友達がピンチの時は理屈抜きで全力で助けにいこうとする正義漢であるという描写はきちんとされてきていますからね。ただ、なんでこんな今どき珍しい、周囲から浮いているくらいの熱血主人公性格になったのかという説明はまだそれほどされていないので、そこは今後に期待する部分ですね。その辺はタクトの過去が明かされれば分かってくることでしょう。