戯言シリーズ『ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹』読了

戯言シリーズの『ヒトクイマジカル』読み終えました。以下ちょっとだけネタバレ感想。
なんかシリーズを通して飛びぬけて後味の悪い、カタルシスに欠けるお話しでした。でもストーリィを次のステージに進めるのに必要なプロセスであったことも分かる。主人公のいーくんが死にたくないとこの上なく自覚したあたりの話ね。でもいーくんて「戯言使い」なだけあて物凄い天邪鬼。前の巻で言ったことどころか、同巻内での前の章、下手をすると数行前に言っていたのと真逆のこと言い出すんで、次巻以降も最後の最後まで堂々巡りを繰り返しそうだけどw。
しかしこの戯言シリーズ、僕はたまらなく友ちゃんが大好きなので、彼女の出番が少ないと無条件でその巻の心象がわるくなってしまうなぁ(笑)今のところ面白かった順に並べると
クビキリサイクルクビシメロマンチストサイコロジカルヒトクイマジカルクビツリハイスクール
となる・・・・のか?自分でもよく分からない。いーくんが他のキャラとどうでもいいようなお喋りを繰り広げるのを見てるのや、いーくんがどうしようもなく中二病な自己門等を繰り広げるのを見ているのは大好きで、そのような要素はどの巻にでも出てくるんだけど、そうなってくるとフラストレーションが溜まるポイントが多かった作品順に評価が低くなっちゃう。なので消去法の超主観的な順位決めにはなってると思いますが。
明日残りの三冊まとめ買いしてこようかな。