四畳半神話大系10話とAngel Beats!最終話見た

エンジェルビーツ』はもちろん、PS2ゲームの『ICO』とXboxの『シュタインズゲート』の重大なネタバレにもついでにですが触れてるんで、プレイしてない人は気をつけてください。
■四畳半は次回いよいよ最終回ですね。今回も面白かった。いつにも増して面白いことやってんな〜というかんじ。考えてみれば引きこもりルートというのは今までやってなかったんですよね。そんでその見せかたも上手かった。後は最初の時間軸に戻っての締めくくりだけですかね。 
■AB最終話はかなり王道な「卒業式」でしたね。あんなまっとうな最終回になると思ってませんでした。巷では最後主人公が屑だったと話題ですが、まあそこは置いといて、僕は終盤「名前(ファーストネーム)」で呼び合う音無と天使ちゃんがたまらなくダメだった。お話しとしてはベタベな泣かせるものになっていて、割とよくできてたと思うんで、そこはあんまツッコミたくないんですが、とにかく最後の「かなでぇ〜」「ゆずる〜」がダメだった。
どうしてだろうと考えると、どうしようもなく僕が非リア充で、あんな関係をはたから見てるとどうしようもなくムズムズするからだろうというのが身も蓋もない理由なんだろうけど(笑)。このことで思い出したのが『エヴァ』における綾波の呼称方法ついて。多分綾波レイのことを呼ぶ時に「綾波」派と「レイ」派ってのがいると思うんですよ。で、僕は「綾波」派。レイとはどうしても呼べない。エヴァの何が良いかって、主人公とヒロインの関係が「綾波」←→「碇くん」って呼び合う仲であるとこだと思うんですよね。アスカにしたって、「アスカ」←→「“バカ”シンジ」に留まってる。シンジ君視点で考えたときに、「惣流アスカ」のことを「アスカ」と呼んでも、相手からすれば自分は「バカシンジ」なんだという予防線のようなものがある。そんな関係だから問題なく見てられたんですけど。うん、我ながら気持ち悪い話をしているな(笑)。
ABの最後、転生した後の世界(?)で音無が天使ちゃんの肩を叩くシーンで物語は終わりを迎えますが、あれもベッタベタでしたね〜w。いや、別に悪いと言ってるわけじゃないんですが。ただベタとは言ってみたものの、同じようなシーンって他になにがあっただろうか。ちょっと思い返してみると
・『レベルE』:冨樫先生の大傑作。2巻〜3巻にかけての「マクバク族」の話が記憶をなくしたカップル再会というシチュ。
・『ICO』:PS2の不朽の名作。今のところ人生ベストゲーム。ラストが微妙にそれっぽい。
・『シュタインズゲート』:これは特に説明はいらないですかね。
うーん、こうしてみるとベタだベタだといっても、僕はあれだけベタな作品には今まで触れてきてないのかもとも思うな。どれも微妙に違う(笑)。
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そういえば昨日のAB感想とか実験的に今までと違う形で書いてみましたが、今後もやってみたいと思ったら色々試すかもしれません。昨日のとかは自分の言いたいとこが伝えやすい形で強調できてやりやすかったですね。まあ、露骨に『物語三昧』さんの書き方の真似だったんですがww。