今週のハンター(#340) あんなこと、こんなこと、あったでしょう

ああ凄く反応に困るところで休載になってしまった。続きが気になるよ!
十二支んを辞したパリストンとジン。パリストンはネテロの息子(本物なのかな?)側につくようですが、ジンは誰かの下で働くというイメージではないので、ネテロ(息子)達とは別に暗黒大陸を目指すのでしょうかね。
ネテロ(息子)が好き勝手に外側へと出ていこうとしているのは、今後ジンが出ていこうとした時にどう影響するのでしょうか。「前例があるんだから自分も出してくれ」と言いやすくなるのか、それとも規制がますます厳しくなるのか。それによってジンのネテロ(息子)サイドとの距離のとり方も変わってきたりするんでしょうか。
そもそもお偉いさん方がパンドラの箱を開けたがらない理由というのはなんなのでしょうね。「人類が大陸へ進出しようとする度大きな災いが降りかかったと古文書や遺跡に記されている」らしいですが、その辺、遺跡の発掘が主な活動のジンは何か掴んでいるのでしょうか。
しかしそうした動きがある一方、ゴンのお話があるはずなんですよね。わざわざこんな形で暗黒大陸の話を膨らませた以上は、今後なんらかの形でゴンサイドの冒険にも影響が出てくるはず(たぶん)。そこで予想妄想。旅団のクロロって「本好き」な設定だったじゃないですか。何らかのレア書物を通して暗黒大陸の情報を掴んでいて、今回の十二支んvsネテロ(息子)の争いに何らかの形でからんで来る→クラピカ参上。こ・れ・だ!
まあ本当はジャイロとか5000体の繭とかの要素もあるんでぶっちゃけ予想不可能なんですけどね。つーかネテロ(息子)の手下のキャラデザが面白すぎる。アルカ編以降珍キャラの乱れ打ちすぎてヤバイです。しかしあれだけキワモノ揃いに思えた十二支んですらなんとなく世界観になじませてしまっていますから、今回もなんとなく上手く描けてしまう…のかな?冨樫マンガであるかぎり、陰獣みたくなんらかの形で一掃されるパターンは常にあり得るわけですけどねw
 
とにかく、今回の30週集中連載は凄かった。ざっと思い出せるだけでもメルエムの被曝確定、プフの1コマ死亡描写、ウェルフィンの「コムギ」、 メルエムとコムギの最期。アルカ・選挙編、アルカ、カイトちゃん、十二支ん、ジンの登場。パラディナイトさん再登場、ゴトー死亡、ヒソカの俺TUEEE、ブシドラさんの大活躍。ゴン復活、コアラの神回、キルアとの別れ、クラピカちらりと登場、蟻編からの総括。ネテロ(息子)&愉快な仲間たちを出して、新章突入。全部半年くらいで起きたことなんだぜ、これ?
ただでさえ特殊な連載形式のハンタですが、キメラアント編は特に特殊だったと思います。それが終わってスムーズに以前の物語のテンポに持っていけるのかがずっと心配でしたが、ここまで鮮やかにやってくれるとは。ありがとう冨樫。「なるべく早く戻ってきたい」とのことなので、半年くらいでまた再会してくれないかな〜。しかし、ひとまずお疲れ様でした。