ぐーたらしまくり

実質春休みなので毎日2本ほどの映画を観たりしながらぐーたらしてます。
ダークナイトライジングの予告(http://www.youtube.com/watch?v=srb-XzRxVyU)を観てからすっかりノーラン監督熱がぶり返してしまって、今まで観ていなかったノーラン作品『フォロウィング』と『プレステージ』あたりをレンタルしてきて観てました。どちらもノーラン作品の中ではマイナーな気がしますが、なかなか良かったです。特に監督のデビュー作『フォロウィング』は超低予算で作られた映画らしいですが、後の作品へと引き継がれる要素がいろいろ詰まっていて関心させられました。時系列シャッフルとか深層心理がどーとか、この頃からネタにしてたんだなー。本編時間も70分と観やすいですし、未見の人にはオススメ。
ノーラン作品をざっくりレンタルした際、それらは「監督別コーナー」の「ノーラン作品」のコーナーにあったんですが、ふと横を見たら「ウォシャウスキー兄弟コーナー」が。彼らの「マトリックス」シリーズと『スピードレーサー』は大好きなんですが、考えてみればウォシャウスキー兄弟の作品って他は殆ど観たことがない(そもそも彼らの監督作の絶対数が少ないというのもありますが)。そこで、目に付いた『バウンド』という映画を借りました。これがまたなかなか良かったですね。「レズビアンのカップルがマフィアから金をパクって逃げる」という、アニメだったら今石監督あたりがやりそうな「いかにも」なB級臭漂うプロットなんですが、映像がいちいちスタイリッシュ。ウォシャウスキー兄弟の映画は『マトリックス』の大ヒット以降、嫌でも超リッチな作りになってますが、本作は『マトリックス』(一作目)のような、「金のかからない創意工夫でいかにスタイリッシュに魅せるか」って力の入れかたが垣間見えて素敵でした。無骨な雰囲気漂うノーラン作品を立て続けに観た直後に鑑賞したので、華やかさが三割増しくらいで見えたのも好印象に繋がった気がします(笑)。
春休みはこの調子でぐーたらしていきたいですね。次は何観ようかな。