安くて質の良いDC-HC1というキャプチャボードを買いました!(ステマ)

追記(2012.10.02)
ゴチャゴチャした記事にも関わらずいまだに検索エンジンから読みにきて下さる方が多いようなので、最初に要点だけ整理しておきます。
■「DC-HC1」は安価で使い勝手が良い!(ステマ
僕が買ったときは9000円ほどでしたが、現在は8000円前後で手に入るようです。
■「Splashtop」というアプリを使えばキャプチャボードの映像をiPadで鑑賞できる。ただし(環境によっては?)音ズレが発生する場合があるので、例えば「torneの映像をiPadで見たい!」とった用途で購入を検討されている方は注意が必要。音ズレが発生してない場合は快適に鑑賞することができる。また、音ズレは発生したとしても(少なくとも僕の環境では)微々たるものなので、アニメの鑑賞等、画面と音のシンクロが重視される映像でない限りそこまで気になるものでもないかもしれない。僕の場合は購入から半年以上経ったが、アニメでもスポーツでも気にせずiPadで見たりしている。
■当初気づかなかったので記事内で触れなかったが、DC-HC1を使っていてときどき横向きのノイズが発生していた。これはどうもPCの省電力機能によって引き起こされる現象らしく、僕の環境ではBIOSの設定で「C1E Support」と「C3/C6/C7 State Support」を切ったら問題が解消された。解決方法が「VIPで初心者がゲーム実況するには@wiki」に書かれていたので以下にそれを引用する。

インターレース縞 (しま)ではない、亀裂のようなノイズが入って映像が乱れる場合は、PCの 省電力機能をOFFにします 。その省電力機能とは、EISTIntel C-STATE Tech(C1E / Enhanced HALT State)です。
・まず、 EIST を無効にするには電源管理の設定を変更します。Windows Vista / 7の場合は、「スタート」→「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」→「電源オプション」の順にクリックして「高パフォーマンス」を選択します *2 。Windows XPの場合は、コントロールパネルを開いて「自宅または会社のデスク」または「常にオン」を選択します。
・つぎに、 Intel C-STATE Tech ( C1E / Enhanced HALT State)を無効にする方法ですが、これはBIOSで設定を変更する必要があります。BIOSを起動する方法はPCによって異なるので、詳細はPCの取扱説明書を参照してください *3 。BIOSの設定画面を開いたら、「Advanced」の「CPU Configuration」または「Advanced BIOS Features」の「CPU Feature」にある「Intel C-STATE tech」「C1E Support」「C3/C6 State Support」「C3/C6/C7 State Support」などを「Disabled」にします *4 。

アマレコTV/こんなときは - VIPで初心者がゲーム実況するには@ Wiki - アットウィキ

こちらのwikiではコントロールパネルから「電源オプション」を「高パフォーマンス」に設定することも推奨されているが、僕の環境ではここの設定をいじっても変化は無く、BIOSの設定によってのみノイズの有無が左右されているようだった。
以上追記終わり。


ニュー速が空前のステマブームですね。だからというわけではありませんが、たまには購入したガジェットのステマ・・・もとい、感想でも書こうかなと思います。
ふと思い立ってDC-HC1というキャプチャボードを買いました。

コレ→Amazon CAPTCHA

箱を開けると側面に「夢は見るものじゃなくて、手に入れるもの 誰もが気軽に手に入れられ操作できる夢のキャプチャーPCI Expressボード」というイカすポエムが添えられています。

HD対応のキャプチャボードというと2万円超えなイメージでしたが、なんとびっくり9000円。
なぜ突然キャプチャボード?と思われるかもしれませんが、購入に踏み切った理由はズバリ、iPadでブルーレイやテレビが見たかったから。
どういう事かというと、「Splashtop」なるアプリがありまして、これを使えばiPadからPCの遠隔操作ができてしまうという優れものなのです。

参考になりそうな動画

このようにPCで再生された動画などの画面が間接的にiPad上に映し出されるわけです。
PC内の動画をiPadで見るためのアプリといえば、メジャーなものだと「Air video」なんかがある事は知ってたんです。しかし自分が主に視聴したいものはアニメや映画。「DVDを動画形式でPCに取り込み…」なんて面倒な事はやらないのですし、テレビの録画環境もtorneしかなかったので、個人的にAirvideoでは恩恵が得られなかったんですよね。
とはいうものの、自分のように東京MXが受信できる地域に住んでいて、ネット環境も整っていれば、TVアニメに関しては基本的には地上波の録画or公式のネット配信で比較的楽に網羅できるというもの。「ゴロゴロしながらiPadで観たいなぁ」という欲が時折出る事はあっても、特別不便を感じる事なく、なんとかなっていました。
しかしある時ふと、「Splashtop使えばパソコンにセットしたDVDってそのままiPadで見れるんじゃね?」という単純な事に気づきまして。早速試してみたところ、これが面白いくらいすんなり上手く行ったんですね。そこから、「あ、これキャプチャボード取り付ければtorneもそのまま映るんじゃね?」というこれまた当たり前な事に思い至ったのです。
 
普通PCにキャプチャボード積んで気合入れてテレビ見ようなんて人はフリーオだかPT2だかいうよく分からないマニアックな機器を使うものなのでしょうが、自分の場合出発点が「とりあえずiPadで録画したアニメが見れればそれでOK!」だったので、迷わず既存のtorne環境+安価なDC-HC1で妥協しました。(本当はDC-HC1より円程安く、性能もなかなか良さ気なDM626 H3http://www.amazon.co.jp/dp/B004HFCDQIというやつもあったんですが、作りがいい加減なせいか、hdmi端子の差込口がpcのケースと干渉して差し込みにくいという情報をみかけたので、ただでさえパソコン音痴な自分はびびって避けました。)
ちなみにDC-HC1はDC-HA1というキャプチャボードの廉価版という位置づけ。DC-HA1と違い、アナログ端子が付いていません。ただ、DC-HA1の場合メモリが4GB以上の場合は機能しなくなる場合があるとの報告があったので、大事をとってDC-HC1の方を購入しました(自分のPCのメモリは4GBですが、将来的な事も考えて…)。
取り付け時の設定に関してはググれば詳しく解説してるサイトが2、3出てくるので細かく書きません。僕の場合は別段困る事もなく、すんなり動きました。キャプチャソフトは付属のものではなく、アマレコTVというものを使ってます。これもググればすぐにwikiなりなんなりが出てきますね。
そんなわけで、iPadでもほらこの通り。

追記(2012.01.13)
映像がそこそこヌルヌル動くため当初は気づきませんでしたが、どうも音ズレが発生する場合があるようです。Splashtopの再起動で直ったりする場合もありますが、どうも安定しません。iPadでの視聴目的で色々キャプボ導入を検討されてる方はご注意ください。

iPadのスクショ