わかりました。貴方は世界を革命するしかないでしょう。

かんなぎをぬくぬくと観てきた後にウテナを観たらトゲだらけの内容で鼻水吹いた。トンがってんなー。すんげーアニメだなー。かんなぎも好きだけどね。
ウテナ21話「悪い虫」:ナナミのお供が一人、ケイコ。ある雨の日、傘も無くびしょぬれのトウガを見かけたケイコ。一世一代のチャンスと思い相合傘アタックを仕掛けるも、現場をナナミに見られてしまい、次の日より執拗な制裁を受けることとなる。
これまで「テンプレ」や「お決まり」で済ましてきたことをグリグリとえぐってくる趣味の悪さ(←“ハイ・センス”と読む!)がたまらない!毎度楽しみな劇中劇も最高。「悪い虫」である蝶を追い立てるカマキリ。最後は人の手により殺虫剤でまとめて駆除されてしまうが、オチでナンセンスなギャグでとぼけてみせるあたり、作り手の御洒落さが光ってる。決闘を挑まれ、「君は・・・君は・・・」とケイコの名前を思い出せないウテナ。気合の入ったアクション作画。「好きな人のためなら、それ以外の人への感情なんか問題じゃない。」と言い切るアンシーの“黒さ”。見所が多すぎる回だな。演出面では顔のアップや目のアップの多用がTV版エヴァの序盤っぽかったり。