BD『イノセンス アブソリュート・エディション』買った

先日押井監督の『イノセンス』のブルーレイ買ったんですが、画質が物凄かった。自分が持ってたソフトの中で“高画質”と聞いてパっと浮かぶのは『ヱヴァ破』くらいのものだったんですが、あちらとは好対照でした。というのも、エヴァのほうはデジタル制作ならではの曇りひとつ無いクリアな画面なのに対して、同じくデジタル制作のはずのイノセンスフィルムグレインバリバリで「フィルム感」が凄いんです。
フィルム感を出そうとして失敗したアニメといえば『ヱヴァ序』のDVDが思い出されますが、あちらとは月とすっぽんです。『序』のDVDの中途半端な画質でむりくりフィルム感を出そうとしてたのに対し、イノセンスの方は作り手の意図がきちんと画面に表れてます。エヴァ序はねぇ、狙いは分かるけど画面が「暗い」「汚い」「見難い」の三拍子揃ってましたから(笑)。
参考リンクw→ヱヴァ新劇場版:序DVD 画像比較に見る本編テレシネとPV映像の明度の違い エヴァ緊急ニュース
多分庵野さんはこういうことがやりたかったんだろうなー、という感じのイノセンス。始まった瞬間、「あ、“映画”だ」と思ってしまうほど、見事な画面ノイズです(ノイズが見事っていうのも変な話な気がするけどw)。最近ののっぺりしたテレビアニメに慣れた後だと衝撃度も増すと思いますね。
一応僕の買ったBDのamazonリンクも張っておきます。→Amazon CAPTCHA
あ、押井監督の作品についてはいずれまとめて何か書くかもしれませんが、今回は映画内容についての感想は割愛しますねw。