神谷英樹『Project P-100(The Wonderful 101)』続報!&『ベヨネッタ2』発表!

E3で『Project P-100(仮)』として発表された神谷英樹さんの新作アクションゲームのタイトルが『The Wonderfl 101』として発表されました!
公式:
紹介記事:4Gamer.net ― 「BAYONETTA 2」はWii U独占で開発中。プロデューサーは稲葉敦志氏,ディレクターは橋本祐介氏


備考:今年のE3 神谷さんの新作がこっそり発表! - さめたパスタとぬるいコーラ
当初より「100」という数字が発表されていただけに、PVの最後で「ワンダフルな野郎を一人忘れてたぜ、キミだ!」と「100」が「101」にシャキーンと切り替わった所でニヤリとしてしまいました。
これは本日配信された「ニンテンドーダイレクト」で発表されたものですが、プラチナゲームズ絡みではもう1作、まさかの『ベヨネッタ2』発表が!
公式:

いやー、PVで最初に月が映し出されたときに「まさか」と思いましたが、これには驚かされました。前作が箱○PS3だったのにWiiU独占になるとは。前作は体験版を十時間以上プレイし、本編も三周するくらい好きでしたから、これは嬉しい。
ですがディレクターが神谷さんじゃなくなってることに一抹の不安も…。ただ、今作でディレクターを務める橋本さんは『デビルメイクライ』から神谷さんと一緒に仕事をしていて、前作『ベヨネッタ』でもプロデューサーを務めていたようですし、よほどのことが無い限り変なことにはならないんじゃないかなーとも思います。良くも悪くも前作とは異なる部分が出てくるでしょうが、そこは素直に「ベヨシリーズのファン」として期待したいです。それにしても神谷さんはつくづく自作の続編にはディレクターとして関わらないひとだなーw

■追記(9月14日)
神谷さんが以下のようなツイートをされてました。

 
本エントリーでは神谷さんについて「つくづく自作の続編にはディレクターとして関わらないひとだな」と書きましたが、誤解を避けるためにも、「なかなか続編ディレクターとなることに縁が無いな」といった表現にすべきだったかもしれません。いずれにしても神谷さんが「自作を放り投げている」といったニュアンスを含ませるつもりはありませんでしたが、神谷さんが『デビルメイクライ』、『ビューティフルジョー』、『大神』といったシリーズにおいてなかなか続編のディレクターを務める機会がなく、それについて上記のツイートにあるような言説が存在することを考慮すれば、やはりこの部分はデリケートなものでもあり、もう少し言葉の選び方に慎重になるべきでした。そうした自戒の意味も込めて追記させて頂きました。
 
また、プラチナゲームズ公式ホームページにおいて制作陣によるメッセージも公開されました。
Bayonetta 8 Bit browser game “Angel Land” on 404 page. | PlatinumGames Inc. Official WebSite
神谷さんによれば「世界観やストーリー、キャラクターなど、深い部分で橋本と連携して、立ち上げから制作に関わっています」とのことで、しっかり監修として関わっているそうなので、素直に期待したいと思います。

 
The Wonderful 101』も『ベヨ2』も発売日は未定。おそらくは来年の春以降ということになるでしょう。11月には神谷さんの『大神』のHDエディションが発売されますし、WiiU向けの新作前に予習しておきたいところです。

大神 絶景版

大神 絶景版

 
ところで本日の放送ではWiiUの本体価格の発表やロンチソフトへの言及もありました。

4Gamerによるまとめ
4Gamer.net ― Wii Uは12月8日に発売。本体セット価格はベーシックセットが2万6250円,プレミアムセットが3万1500円。製品構成や同梱物,周辺機器や付属サービスを製品画像と合わせてチェック
4Gamer.net ― 「Wii U PRO コントローラー」やスタンド類など,Wii U用周辺機器の価格が明らかに
4Gamer.net ― Wii U本体と同時発売は現在のところ9作品。「Nintendo Direct Wii U Preview」で明らかになった開発中のWii Uタイトルを総まとめ

本体価格はなんとなく3万5千円は超えてくるものと思っていましたので、2万5千円〜3万円(税別)という強気な価格設定には驚きました。3DSの二の舞は踏まないといった感じでしょうか。モンハン3Gがローンチで用意されていたりと年末商戦で売りまくる気まんまんですね。
しかし上記プラチナの二作を除くと、実は僕としては楽しみなソフトがこれといって無いのも事実。ローンチで心惹かれるのは『ニンテンドーランド』くらいでしょうか。E3で発表されたときは完全スルー状態(というか世間的には相当冷ややかに扱われてましたねw)でしたが、本日公開されたムービーではなかなか面白そうでした。作りこまれたバリエーション豊かなミニゲームで末永く遊べそうな感じ。メトロイドのTPS対戦とか良さそうでしたね。
国内での発売は12月8日ですが、北米での発売は11月18日らしいですから、国内で発売されるころにはローンチソフトのだいたいの評判も分かっているはず。真っ先に遊べないのは少し歯がゆくもありますが、その分本当に面白そうなソフトを見極められると思えば…。
2万5千円に比べ3万円のセットがどの程度利点があるのかも、発売までにもう少しハッキリすると良いですね。ハードディスクの容量が8ギガなのか32ギガなのかで実際のところどう違ってくるのか。セーブデータのためだけであれば8ギガでも十分すぎますし。WiiUはゲームのダウンロード販売に対応するようですが、しかしそのためには32ギガでは心もとない気がします。WiiUにディスクインストール機能があるのであればやはり容量は大きいに越したことは無いでしょうが、その場合でも32ギガは足りない気がしますしw
WiiUは外付けハードディスクに対応しているらしいということなので、やはりソフトのダウンロード購入に積極的な人に向けたものなのでしょうか。個人的にはゲームのダウンロード販売は携帯ゲーム機でこそ活きると思っていますので(実際PSvitaでは殆どDL版しか購入してません)、WiiUではパッケージ版の購入が主になると思いますが、そうなれば2万5千円の通常版でも良いかなという気がしています。