(´・ω・`)トローン

映画『トロン レガシー』観て来ました。いやね、元々ヤマト観る予定だったんですよ。しかしアニメ版を全く観ていないにも関わらずキムタク版から入ってしまうのはいかがなものかと思ってしまいまして、急遽トロンを観てきたわけでございます。
でまあ感想・・・というか愚痴なんですけど、ぶっちゃけつまんなかったです。残念ながら今年観てきた映画の中で最ガッカリ。ビジュアル的には“2〜30年前に想像されていたような「近未来」”が舞台なだけあって一瞬トキメクんですが、それも長続きしません。正直あの世界観が2時間弱続くのはしんどい。メリハリが無いんですよ。効果音もいちいち大げさに重低音炸裂な感じがだんだん不快になってくる。インセプションダークナイトとかのノーラン作品であれば「デーン!」っていうあの馬鹿デカイ音量で鳴り響く効果音(BGM?)も、本編が面白い事もあいまって作品の盛り上がりに一役買うんですが、本作はお話の部分があまりにも「・・・」なもんで、ひたすら苦痛。せっかくBGM自体は良かったりするのに。
個人的に一番面白かったのは本編開始直後のタイトルロゴが出る場面のCG・・・。あそこは単純に迫力があってよかった。カメラが三次元的に動いてキモチイイんですよ。導入部分もわりとスピーディでそれなりに見れた。でも肝心の電脳空間に行ってからの描写が・・・。
そうそう、CMでもバンバン流れてるバイクでの決闘はそれなりに見ごたえがありました。『AKIRA』に出てくるバイクのテールライトの尾を引く光、アレを武器にして戦う映画作ったら面白いんじゃね!?という発想から来ているに違いない。着眼点は面白いよね。
 
トロン予告編でのバイクシーン(2分5秒あたり)

AKIRAでのバイクシーン(1分35秒あたり)