この物語はフィクションです。浮遊霊、オタ充、脳内嫁、二次元世界などのアラ不思議は決して存在しません。あなたがそれを信じない限りは・・・・・・。 : 『偽物語』感想

偽物語(上)読了。面白すぎ。ガハラさんをはじめ、神原や八九寺、千石らの前作『傷物語』で出番が無かった組の魅力が爆発な内容だった。特に阿良々木と神原/八九寺とのかけあいは読んでいてケラケラ笑ってしまうほど。『偽物語』は上下巻に分かれてるのでてっきりストーリーがまたがってるかと思ったのですが、上巻は上巻で綺麗に物語が完結していて気持ちよかった。下巻をまだ買ってないので、区切りが悪かったらこの暑い中本屋まで走って行かねばならぬところだった。しかし読んでいて思ったけど、『化物語』が規格外の大ヒットをした時点で『傷』どころか『偽』までのアニメ化は規定路線だったのではなかろうか。それくらい文句なしで面白かった。
それからファイヤーシースターズも良いキャラしてたけど、悪役の貝木泥舟が良かったですね。

「どこまで言っても、信念だ。信念に逸脱などない。俺に騙される人間は、俺に騙される代償として、誰もが金を払うことをわすれるな。信じたからこそその対価を支払ったのだろう ―― 一度信じたものを疑うなど、それを不実と言わずになんという」


こんな台詞ペラペラ語られてしまったら・・・やだかっこいい。再登場は無いのだろうか。とにかく近日中に続きを買ってこよう。