まだまだ地味☆DA・NE!

録画してほったらかしてた『かんなぎ』をひさびさに視聴。1話を観た時に衝撃を受けて原作を買いに走ったわけですが、原作を読んでから視聴した2話が面白さ半減だったため、急遽原作を読み進めるのをやめて、アニメ視聴後の楽しみにとっておいてたりします。どうしても先の展開を知っていると面白みが減ってしまいますからね、どちらを先に見ようかと悩みましたが、原作は未だ未完ということで、一応完結というか、一区切りしているらしいアニメのほうを先に観ておこうかと考えたわけです。以下簡易感想。
3話:お化けが出るという倉庫にジン一行がお払いしに行くお話。久々に観ましたが、本当に何気ない芝居や動きが丁寧に描かれてますね。改めて関心するとはまさにこのこと。ナギとジンが格闘の真似事(?)をやるシーンやナギのヒザ蹴りなんかが素敵でした。原作は1巻の最後まで読んだのでちょうどこの3話目までは展開が分かっていたわけですが、しばらく時間をおいていたこともあって素直に楽しむことができましたね。
4話:ナギの妹、ざんげちゃんが登場する回。ざんげちゃんは表裏ある感じのキャラで良いですね。ざんげちゃんの裏の顔を知らないジンがしきりに彼女をかばうわけですが、それを全力で否定しようとするナギ様が可愛かったですね。正確にはこのエピソードの後半あたりから原作未読だったので、やっとのことでアニメ版を十二分に楽しむことができました。
しかし地域住人から信仰を集めないと消えてしまうナギやざんげちゃんがアイドルを目指すというのは面白いモチーフだと思いますね。これはそのまんま作り手の投影キャラとして活きて来そうな予感が勝手にしてますw。以前1、2話の感想を書いた時には原作が全くの味読だったので、アニメの面白さのどの部分までが原作の力によるもので、どこからがヤマカンの手柄(笑)によるものなのかが分かっていなかったですが、原作を一部読んでみたおかげで今後はそのへんのアタリを付けながら観れていけそうなのは嬉しいです。