内藤泰弘「『トライガン』は“地面に描かれた血の跡”」 『TRIGUN STAMPEDE』の「カムバック」ではない再アニメ化

アメリカ最大のアニメイベント「アニメ・エキスポ(AX)」で7月3日正午(日本時間)に原作者の内藤泰弘先生やメインスタッフ数名が登壇する、新アニメ『TRIGUN STAMPEDE(トライガン スタンピード)』の発表イベントがあった。 パネルはおよそ1時間に及び、…

映画『バズ・ライトイヤー』感想 これがアンディの観た映画だったのか

映画『バズ・ライトイヤー』を観てきた。メカのあらゆる質感がすばらしく、真っ直ぐな活劇・成長譚として楽しめた。予告だとギャグが滑り気味に見えたけど、ネコ型ロボのソックスが思ったより良いキャラで劇場で何度か笑いが起こっていた。 後述するが、とに…

『シン・ウルトラマン』感想 何故良いところと悪いところが両極端なのか、ウルトラマン

『シン・ウルトラマン』は楽しいところと厳しいところが同居する忙しい映画でした。以下ネタバレを気にせず書いてますが、前提として大ヒットしてもらわないと困る作品です。庵野監督による続編実現のため、とりあえず観に行きましょう。 『シン・ウルトラマ…

劇場版『RE:cycle of the PENGUINDRUM』前編感想 きっと「お前たち」に宛てた物語

見てきました。『さらざんまい』以後の幾原邦彦最新作として必見。新キャラ・プリンチュペンギンの扱いは天才でしたね。以下感想……というか、観に行こうか迷ってる人に向けた記事です。 結論から言えば、テレビ版の『輪るピングドラム』を見たことがないけど…

『グッバイ、ドン・グリーズ!』ネタバレ感想 僕たちの電話ボックス

傑作。しかし、『宇宙よりも遠い場所』(以下、『よりもい』)に比べ正当に評価されづらそうな作品だとも感じた。なので「誤解されそうだけど、あれはこういうことなのでは」というのを書いておく。鑑賞済みであることが前提なので、当然結末にも触れていく…

監督の個人史としての『マトリックス レザレクションズ』 でもアクションがしょぼいのは悲しい

結局良いところと悪いところの寒暖差が激しすぎたという話に尽きる。

『EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』終盤の置いてけぼり感について考える

前回『EUREKA』についてかなり好意的な感想を書きましたが、特に初見時に首をひねるカ所がなかったわけではありません。しかし作り手が描きたかったテーマを追っていくと、演出上一貫したことをやっていたと分かってきたので、その辺をメモ代わりに書き残し…