エヴァQ、81の謎β

エヴァQに対しては絶賛意見も見られるが、中には批判的な意見も少なくない。僕が読んだ範囲で最もラディカルでインパクトがあったのはお前の敵さんの「突出した難解さと中身のなさ──エヴァQ非ネタバレ感想」という記事だった。コメント欄の書き込みも100件を超える大賑わいで、遠くから眺めながらニヤニヤしてた。そしてなんといってもブログタイトルがイケている。
戦争だ、90年代に戻してやる
樋口監督がツイッターでこの記事を「内容がタイトルほどカッコ良くないし、タイトルから想起させる面白さが文面にはかけらもない点が至極残念でございます。」と貶していたのだが、裏を返せばタイトルの格好良さは樋口監督お墨付きである。普通に羨ましい。
そんなお前の敵さんのブログだが、上記記事の少し後に「エヴァQ、81の謎」という記事がアップされた。ひたすら『Q』について気になった点やツッコミどころが列挙されているのだが、これが絶妙に再ツッコミ待ちのような内容だったのである。まるでネットでたまにみかける「管理人に100の質問」コーナーのよう。質問欄を回答で埋めたくてウズウズしていたのだが、この記事がアップされた頃僕は猛烈に忙しく、とてもそんなことをしている余裕が無かった。……ので、暇を持て余している今、唐突だがそれらにもれなく答えてみようと思う。
 
エヴァQ、81の謎 : 戦争だ、90年代に戻してやる 
1.エヴァ2機を宇宙に打ち出した技術、設備はどのようにもたらされた?
 →マリがアスカから「コネメガネ」と呼ばれていることから、マリが何らかのコネを使い、アスカに先んじてヴィレに所属していたことが2ちゃんかどこかで見た書き込み、及び僕の脳内で補完された設定により明らかである。また、マリは『破』の頃からヴィレの工作員として動いていたフシがある。つまりヴィレとは14年以上前から活動していた組織なのだ。その上ネルフに残存していた殆どの人材がヴィレ側に流出していることが考えられる。よって2号機を宇宙に運ぶことはそれほど難しいことではないのではないはずである。
2.宇宙空間で2号機と戦った箱状の敵は?
 →ゼーレ及びネルフの新兵器でしょうか。BGM格好良いですよね。サントラでフルバージョンを聴いていたら途中で突然「ワンダバダバダバ♪」というパートが流れて吹き出しました。
3.新プラグスーツではLCL内に大量の気泡が発生。その意味は?
 →気泡はテレビ版の頃から出てた気がする。テレビ版でも意味はなかったので、今回も意味はないのでは。雰囲気重視なのは今に始まったことじゃないですよね。
4. 初号機はなぜ一瞬覚醒したのか?
 →世の中には先人が生み出した「イヤボーン」という便利な言葉がありまs(ry
5. 「検体番号」ということは、ヴィレは他にも検体をもっているのか?
 →どうなんでしょうね。ネルフでは綾波の首が学校のランドセル入れるロッカーみたいに並べられてましたが、あんな感じでチルドレン(そういえば新劇場版ではこの呼称が使われなくなりましたね)が大量にいたりして。
6. 葛城「大佐」ということは、ヴィレには上部組織が存在するのか?
 →大塚明夫キャラがミサトのことを「加持が言ってたより面白い艦長だ」みたいに言ってましたし、やはりヴィレはそれなりに大きな組織なのでは。
7. なぜヴィレのメンバーは全員がサードインパクトとシンジの関係を知っているのか?
 →『トライガン』のヴァッシュ並に世界中でシンジの悪評が流されてる世界だと思うと楽しいですね。「月を破壊した男」として喧伝されていて、街に買い物に出かけるだけでパニックが起こる、みたいな。
8. 戦艦「AAAヴンダー」の補給は空路であるが、なぜこのような極地に大規模な空輸が可能なのか?
 →わかりません><
9. そもそもヴンダーのような超兵器を建造したのは誰?何処で?どのように?
 →ヴィレがネルフ&ゼーレ側から奪取したものっぽいですが、どうなんでしょう。元々アダムスの器が動力(?)だったみたいですが。そもそもアダムスって何かってのが分からないですしおすし。
10. なぜ宇宙からの降下ポイントとして氷の張った極地を選んだのか?
 →わかりません><
11. シンジ君のシンクロ率がゼロ。なぜ?
 →わかりません><
 追記:コメント欄でT_Sさんから“初号機の中の人となった破の綾波(ポカ波)が「碇くんが初号機に乗らなくていいように」と言っていたのを実現するためにシンクロ拒絶してる”というポカポカする仮説をご紹介頂きました。いいね!
12. DATはなぜ初号機の内部で再生されたのか?
 →テレビ版でもプラグスーツや制服だけ再生されたりしてましたし、SDATくらい再生されても不思議はない気がします。
13. ヴンダーが戦った敵の正体は?
 →ネーメジスシリーズ、なんなんですかね。やはりゼーレ&ネルフが仕向けてるっぽいですよね。ミサトがこの後マーク9の襲撃に際して「本命のお出ましか」とか言ってますし。
14. ヴンダーと敵の交戦中、なぜ他の艦隊は射撃しないのか?
 →ATフィールドを破れるのはATフィールドだけだからに違いありません。無駄弾を撃たないのは戦術の初歩です。(9号機に対してはポカスカ砲撃加えてたことは棚に上げる)
15. 「初号機を主機に」とはどういうことか?
 →初号機が動力になっているということでしょうけど、具体的にどういう仕組みなんでしょうね。
16. 2号機が行った槍での点火活動は何を意味するのか?
 →あれの目的は動力(主機)の起動でしたよね。
17. ヴンダーはなぜATフィールドを展開できるのか?
 →庵野作品で戦艦ときたらやはりバリヤくらい張れないと困りますからね。
18. N2爆雷でも破壊できないATフィールドを容易く粉砕するヴンダーの主砲とは?
 →ATフィールドで中和しつつ砲撃してるとか?
19. ヴンダーが浮遊すると周囲の艦隊まで浮遊するのはなぜ?
 →あれは不思議な絵面でしたね。とにかくATフィールドを動力に時空間制御ができるようになる不思議な力ということなのでしょうけど。
 追記:コメント欄にて、むつぎさんからこの辺の描写が『エヴァンゲリオン ANIMA』の設定を取り入れてるっぽいという情報を頂きました。

これもアニマからアレゴリックシステムかボルテックス装備なんじゃないかとおもいます。
前者はN2リアクターを利用した重力子制御システム。
後者はS2機関によって得られる大出力を使った装備で、説明が僕自身あんまわかってないんですがATフィールドで空間の粗密を作り出しそこに乗るっちゅう代物らしいです。
……くわしくはビジュアルブックを!

『ANIMA』はエヴァメカデザの山下いくとさんが手がけている、旧劇場版までの展開から派生させた展開を描くパラレルものの小説シリーズ。2009年より雑誌連載中ですが、まだまとまった本にはなっていないのですよね。ただし現在発売されているヴィジュアルブックには序盤の数話が収録されていて、メカ関連の設定についても色々載っていたはず。

新世紀エヴァンゲリオンANIMAヴィジュアルブック (DENGEKI HOBBY BOOKS)

新世紀エヴァンゲリオンANIMAヴィジュアルブック (DENGEKI HOBBY BOOKS)

エヴァンゲリオン ANIMA - Wikipedia
また、「N2爆雷でも破壊できないATフィールドを容易く粉砕するヴンダーの主砲」に関しても、『ANIMA』に出てくる「天使の背骨」的技術が用いられているのではという情報を頂きました。そもそも「天使の背骨」は山下さんが昔書いた『彼方の待ち人』というエヴァ関連の小説に登場する「沈下型領界侵攻銃(コードネームが「死神の背骨」)」の設定を『ANIMA』用に復活させたものらしいです。設定が中二病全開で格好良い。

沈下型領界侵攻銃(フィールドシンカー)とは - Evawiki
浸食型に位相変換したATフィールドに加速した重粒子を乗せ、従来のATフィールドの反発力によってよってさらに加速させ目標に到達させるものである。

Evawikiでこの後説明されている天使の背骨が搭載された零号機の設定が超絶中二病で燃える。

基本原理は死神の背骨と同一。ただし、ATフィールドを銃の中に発生させることは現在のテクノロジーでは困難であり、そのために零号機の右腕と右脚を切断し、垂吊した銃の中に組み込むことで目標を達成している。この組み込まれた組織は零号機本体と有機的に繋がっており、神経的には四肢に欠損がない状態を半擬似的に作り出している。これにより、本装備の制御はインダクションモードではなく神経接続を介して行う。

少し検索してみましたが、天使の背骨の画像はこちらのブログで掲載されているフィギュアの写真くらいしか確認できませんでした。→「digirama:エヴァンゲリオン TYPE-F
僕自身ヴィジュアルブックは購入していたものの、序盤の展開だけ知っても続きが気になってしまうだけだろうと思い、ずっと積読状態にしていたのでした。これは急いで読まねば。情報をくださったむつぎさんありがとうございましたー!
20. アスカの怒りの理由は?
 →アスカがキチガイなのは今に始まったことじゃないので気にしてはいけません。……が、14年間の苦労、犠牲者に対する思い、エヴァの呪縛、綾波への嫉妬等々妄想は色々できますね。
21. 隔離室のガラスにヒビを入れるアスカパンチの異常な攻撃力は?(笑)
 →「エヴァの呪縛」という言葉が示すように、新劇場版においてエヴァパイロットは人外となってしまうっぽいので、身体能力の飛躍的な向上もあったりするのかも?(笑)
22. アスカのボロボロのプラグスーツ(後半は新品同様)はなぜ?
 →わかりません>< 後々明確な設定が描かれるかもしれませんが、現状では深読みしてくださいというファンサービス以上の意味は見いだせないかと。
23. シンジは何故周囲のクルーに現在の状況を尋ねないのか?
 →そもそも周囲にクルーがいないんですよね。実はシンジは目覚めてからはネーメジスシリーズの襲来→首輪の簡単な説明→黒波(黒いプラグスーツ着た綾波)襲来と、実に矢継ぎ早な展開なので、周囲のクルーと個人的な接触を取るタイミングは無かったはずです。
24. シンジにだけ聞こえてくるレイの声は?
 →あそこ、実は個人的に『Q』で一番面白かったシーンなんですよね。脳内に語りかけてくる声に反応し、「綾波!?今の綾波の声ですよね!!」と興奮するシンジに、無表情でシャッターを下ろすリツコさん!初見時に変な笑い声が漏れそうになり大変でした。なんかシンジが狂ったアヤナミストっぽくて凄く面白いのです。日常生活で使ってみたいエヴァ台詞上位ですよ。『Q』の公開直後、林原めぐみがラジオで「追加アフレコを公開10日前に行った」と衝撃の告白をしていたらしいですが、それがここのシーンの「碇君…」という台詞だったらなおのこと面白いのに、とか考えてしまいます。元々は「シンジにしか聞こえない声」という演出のため、観客にも綾波の声は聞こえないような描き方をするはずだったのに、想定よりもシンジがサイコパスな感じになってしまったので、急遽林原を呼んで声を足しました!みたいな。……あ、なぜシンジにしか聞こえないのかはわかりません><
25. なぜレイは巨大なヴンダーの中で、ピンポイントにシンジのいる場所を発見できたのか?
 →綾波とシンジの絆にもはや距離など関係ないのです!(『トップ2』でワープをしてきたノノっぽく)
26. なぜ零号機改は首をふっとばされても活動し続けられる?
 →アダムスの器だからなのでしょうけど、そもそもアダムスの器が何なのかが分からないというのは先に書いた通りw
27. ヴンダーに張り付いた零号機を撃ちまくる戦艦たちは何故全く誤射を恐れないのか?(笑)
 →見ていて僕も思いました(笑)
28. また先程とはうって変わった好戦性の理由は?
 →(笑)
29. シンジはなぜ全く考えなしに、しかも首輪爆弾を全く恐れず零号機に身を委ねたのか?
 →以前も感想で指摘したような「他人が間違っている=正義は我にあり」的思考のせいかと思います。テレビシリーズからの伝統で、これまではわりと一方的に周囲の人間がクズでしたが、今回はシンジもわりとクズというのが『Q』の画期的なところ。
30. ネルフ本部はほとんど完全に無人のようだが、エヴァの開発や整備は誰がしてるのか?
 →ゲンドウ「部下の冬月が寝る間を惜しんで働いてくれてます(ゲス笑い)」
31. なぜ渚カヲルネルフにいるのか?その目的は?
 →シンジ君を幸せにするために決まってるじゃないですか。
32. ゲンドウの異常なそっけなさはなんなの?
 →あれは殆どギャグの域でしたね。『序』の「乗るなら早くしろ」も前後をテレビ版から色々端折っていたため相当な唐突さでしたが、今回はそれ以上。スポットライトの演出もあったので、個人的にはあそこで「劇」であることを印象づけられました。ミサトに「乗るな」と言われたのはこれまでのテレビシリーズからの積み重ねを踏まえたどんでん返しだと思うのですが、今度は「乗れ」と言われるのかと。しかも変なゴーグルつけてるし。シュール。
33. あのライト、上で冬月副司令がつけたり消したりしてるの?(笑)
 →ゲンドウと綿密なリハがあったに違いない(笑)
34. 綾波の異常な外界への無関心と無知の理由は?
 →黒波については来週書く別の感想で触れる予定です(宣伝)
35, レイは破以前の記憶がない様子。なぜ?
 →将棋がてら冬月先生が教えてくれてましたが、黒波はアヤナミシリーズの一体に過ぎないようです。テレビ版では魂が宿る綾波は一体だけで記憶は随時バックアップされている等の設定がありましたが、今回は純粋なクローンのような存在っぽいですね。また、黒波はアスカによれば「初期ロット」らしいので、学習能力が低かったりするのかも。
36. プラグスーツと裸との往復だろうに、なぜ学校の制服が脱ぎ捨ててある?
 →ゲンドウの趣味です。
37. シンジと相対するレイ、左目の焦点が明らかに狂っている。何故?
 →僕も見ていて思いました(笑)。その直後、「好きって何?」という台詞だかにあわせて、シンジの目が笑ってない笑顔があったと思うんですが、あの表情は絶妙。
38. レイが試験管っぽいのの中でゴボってた最中現れた制服を着たレイの正体は?
 →テレビ版の1話でも『序』の冒頭でもいましたよね。現状では深読みして楽しんでくださいというサービス以上の意味はないかと思いますが、今後設定が後づけされるかも?
39. ペースト食の正体は?というか誰が生産してるの?
 →冬月が愛をこめて練ってます。ちなみに『トップ2』5話でラルクがトップレス能力を封印され病院にぶち込められるシーンでも似たようなものを食べさせられてます。あの病室はなんとなく『Q』のシンジの部屋と似てますね。

40. 配給される衣服。鈴原トウジの名前。彼の生死は?つーか洗濯システムは?
 →トウジ達の生死はどうなのでしょうね。生きてればヴィレの一員として『シン』で出てきそうですが。洗濯は冬月がまな板で愛情たっp(ry
41. カヲルくんの異様なシンジへの思慕には何か理由があるのか?
 →愛に理由なんて必要ありません。
42. 赤い大地、アパートから腕を突き出す巨人、「人類の強制的な進化」、前作とは全く異なる人類補完計画とは?
 →詳しくはアダムス関連の設定が明らかになる『シン』待ちでしょうねー。
43. リリンの呪いとのことだが、命令されて世界を守るためにエヴァに乗り戦ったシンジ君が責められ、それを命令する立場にあったミサトやヴィレの面々が被害者面してるのは何か理由があるの?
 →ところで、思い返してみると直接的にシンジを責めていた人間はいなかった気がしてきました。ヴィレの面々はシンジに対する不満をあらわにしてましたし、シンジも勝手に罪悪感感じてましたが。
44. 外壁に降りる時は耐圧スーツを着るのに、吹き抜けのピアノスペースでは全く無事なシンジ君。何故?
 →地形がどうなってるのかが把握し辛いんですよね。この辺見るとなんとなく納得できるかも→http://evaq.web.fc2.com/tikei.html
45. カシウスの槍とは?
 →ロンギヌスとセットで使うと僕達の望む世界がうんたらかんたらってカヲル君が言ってた。
46. ユイの旧姓が碇から綾波に。その理由は?
 →綾波レイ関連の設定変更と関係あるんでしょうね。『シン』で何らかの説明があると良いんですが。
47. 電源が不安定なようだが、ほんとマジ、どういう理屈で動いてるんですかこの本部?
 →電力不足時は冬月が手動で(以下略)
48. シンジを抱くユイの傍らに立つ マリによく似た人物の正体は?
 →ロリババア説からクローン説、オリジナル説、別人説色々ありますね。個人的にはロリババア説押し。
49. カヲルはなぜ首輪爆弾を簡単に解除できたのか?
 →愛に不可能はないのです。……まあ、使徒ですし、テレビ版でも空飛んだりしてましたし、首輪を外すくらいわけないはずです。
50. 「2本の槍を抜けば全てが元に戻る」意味がわからないですが?どういう理屈?
 →「2本の槍を抜けば♂」とかなんとなく榎戸ワードっぽくてニヤリとするシーンです。それ以上の意味は無いはずです。逆に言うとそれだけの意味が込められているのではないでしょうか。気をつけろ、僕のは少し長いぞ!(スタドラ)
51. 「さすがカヲルくんだね」シンジくん、立場には同情するがもう少し脳みそを使わないか?
 →「ダメなシンジ」が強調されていることは作品テーマ上超重要だと思いますが、正直あのシーンの脳みそ足りてない感じは当初なかなか腑に落ちませんでした。
52. ダブルエントリーシステムとのことだが、搭乗者とシンクロするエヴァの仕組み的に無理があるのでは?
 →初めて触ったピアノでセッションができてしまうくらい二人の相性が良いので何も無理はありません!
53. 槍を持ち帰るために魂が2つとのことだがどういう意味?
 →ダブルエントリーシステムに説得力を持たせるための屁理屈w
54. というかシンジ君、さっきシンクロ率ゼロとか言われてましたが、あれは嘘だったんですか?
 →あ、ホントだ。ミサトさんの嘘つき!w
55. かなりの時間が経っているのに零号機の頭部はなぜ修復されなかったのか?
 →冬月先生は他の仕事で手一杯だったんです。
56. そもそもあの鎌みたいな実用性皆無っぽい武器はなんなの?理由があるの?
 →マーク6に寄生した使徒を解放するために使ってましたね。
57. 意気揚々と現れて速攻電池切れするアスカと2号機。やる気あるんですか?
 →アスカとマリのいちゃいちゃっぷりを見つけるためにも重要なポイントだとおもいました。
58. アダムスの器ってなに?
 →わかりません><
59. 槍を目前にして13号機が暴走した理由は?
 →暴走したのは槍を抜いて使徒を取り込んでからだったような。なんでかはわかりません><
60. 「とっておき」の虎の子弾。ダメージを与えるどころか腕が増えたんですけどなんで?
 →わかりません><
61. 槍を2本抜くとサードインパクトが始まる?ナンデ?
 →前回のインパクトが2本の槍によって中断されていて、それが再開されてしまうということじゃないでしょうか。たぶん。
62. カヲルくんはもう少し強くシンジを止めるべきでは?やる気がないの?ねえ?
 →以前の感想にも書きましたが、カヲルにはシンジと共に生きるよりも、自分が犠牲となって身を引いたほうが結果的にはシンジのためになるのではないかという考えが心のどこかに芽生え、なかなか強く言えなかったのではないか説。
63. 「命令」で使徒に身体を乗っ取らせた零号機。そして使徒は覚醒間近の初号機には目もくれずヴンダーを攻撃。いつの間に飼い慣らしたの?使徒もまた自らが主導のサードインパクトを望んでいるんじゃなかったっけ?13号機止めなくていいの?
 →零号機(っぽいマーク9)は使徒に乗っ取られたのではなくて、アダムスの器が予めゼーレによって仕組まれた通り動いていたような感じでしたね。
64. つかあの大量の白骨とでっかいOTLはなんなんすか?リリスの死骸?あぁ?
 →大量の白骨はインフィニティのなりそこないの成れの果てだと思ってましたが、そもそもインフィニティがなんなのかがよくわからんですよね。補完計画によって進化した人類?でっかいOTLは『序』から出てきているリリスで、サードインパクトの発動によってなんだかボロボロな状態になっているのでは。
65. セントラルドグマの戦闘と同期して巨大なリリス?の頭部が血を流す理由は?
 →わかりません><
  追記:コメント欄であすかさんより解説頂きました。頭部はニアサードインパクト時にぶった切られたものと考えられるので、リリス本体の槍を引きぬき、インパクトが再開されたとなれば、切り離されていた頭部に影響が出るのは当然の流れ、といったご説明。もっともな気がしますね。情報ありがとうございます!
66. ゼーレの望みはほとんど叶った?ではゼーレの望みとは?どのタイミングでそれが叶った?
 →ゼーレ的には人類が殆どインフィニティあるいはインフィニティのなりそこないとなっているのでご満悦なのかなとか思ってました。骸骨が飛び交う際に人の声みたいなのが響いていたので、旧劇場版の補完計画のように、あれには人の魂が宿っているのでは。
67. なぜゼーレの脳みそ?がネルフ本部に補完されている?
 →『2001年宇宙の旅』みたいなもので、気がついたらそこにゼーレの石版があったんですよきっと。
68. そして何故ゼーレの面々をこのタイミングで殺す?無害なのでは?
 →わかりません><
69. 全身がコアの使徒ってなんだよ…
 →ドラゴンボールのセルや魔人ブウみたいなものということでしょう。考えてみるとセルって読んで字のごとくって感じの名前だな。
70. 2号機に、というかエヴァに自爆機能なんてあったっけ?(追記:TVシリーズ零号機にはありました。)
 →テレビ版の零号機にもあ(ry
71. あるなら「破」でレイが自爆ではなくミサイルを使った理由は?
 →テレビ版の零号機もそうでしたし。
72. 自爆してもなぜ2号機は爆発四散せず原型を留めてるの?
 →2+8号機を登場させるため!(身も蓋もない)しかし自爆した当の2号機が四散してないんだから、案外マーク9の再登場があったりするのかも。
73. 簡単に外せるはずの首輪が原因で死ぬカヲルくん。自殺?理由は?
 →「シンジの罪を引き受ける」というモチーフの件もありますが、そもそもガフの扉を閉じるためには13号機のパイロットが取り除かれる必要があったのです。……でもそれってエントリープラグの射出とかじゃだめだったんですかね。実際カヲルが死んでもガフの扉は閉じられず、シンジのプラグを射出してやっと閉じてましたし。両方射出すればそのまま止まった気がしてならない。まあ、片方が死んで全体のシンクロ率(?)が低下しないと射出信号を受け付けないから等、どうとでもこじつけられそうではありますが。
74. 「これは君の幸せではなかった」ったりめーだろ気づけよアホか。
 →泣いてる子もいるんですよ!
75. そもそもなぜ首輪は作動した?
 →ミサトが作動させたのか、はたまたカヲルが自分で作動させたのか。
76. アスカはなぜ落下地点が全く違うはずなのにシンジを探し出せたの?
 →アスカとシンジの絆にもはや距離など関係ないのです!……マジレスするとアスカが持ってたドラゴンレーダーっぽい機械のおかげorマリがシンジのプラグをアスカのプラグの辺りに狙って射出したor単純に偶然目視できる辺りに落下した……のどれかだと思います。
77. 「私は助けてくれないのね」いや破じゃお前助けるために死にかけたし、さっきはお前から襲いかかったんだが?
 →つーかアバンでも一応助けてますしね(笑)。まあこれについては前の感想にも書きましたが、「私は心配してわざわざあんたのエントリープラグまで走ってきてやったのに、あんたは私のことなんてどうでも良かったのね><」というアスカ最萌えポイントです。シンジのプラグハッチを開けた際にアスカの息が上がっていることから、アスカがシンジを心配して走ってきたことが伺えるのです。アスカ可愛いよアスカ。
78. 使徒と共に殲滅されたはずのレイはなぜシンジの落下ポイントにいるの?
 →黒波はアスカに催促されてエントリープラグごと脱出するシーンがありましたね。
79. 「綾波タイプの初期ロットか」どういうことすか?
 →新劇場版は綾波がたまごっち感覚で量産されている夢のような世界なのです。
80. 「ここじゃリリンは近寄れない」だから説明しろよ?
 →『序』の頃から赤い海の周囲では防護服を着て作業しているネルフスタッフが目立っていました。普通の人間は近寄れないのに、エヴァパイロットは生身でも平気な様子。これも「エヴァの呪縛」関連でしょうか。
81. 歩み去る3人。なぜ足跡が2筋しかないのか?
 →『トトロ』のサツキとメイの影が描かれないのは実はもう死んでしまっているからでうんたらかんたら的な都市伝説や裏設定などは一切存在せず、単純に三人中二人の動線が重なっていたというだけだと思います。
 
 
「うおー全部論破してやるぜー!!」という無邪気な勢いで書きだしたが、途中で完璧に諦め、適当にダラダラだべっているような生ぬるい記事となってしまった。が、書いていて楽しかった。
お前の敵さんは理不尽さの塊のような旧劇場版が大好きであるにも関わらず、『Q』を全力で否定しようと努力しているレアな人材で、陰ながら応援しているのだが、最近エヴァの話がぷっつり途絶えていて非常に残念。「81の謎」の回答を試みて思ったのだが、二回の鑑賞でこれだけツッコミ所を見つけ出すのは凄まじい熱意である。公開直後の記事ということもあり、ちらほら事実誤認が見受けられたが、それも誤差の範囲内。今後も長期的にお前の敵さんのエヴァ語りを見守っていきたい。
あ、悪口を言うのに飽きましたら『Q』肯定派に寝返って頂いても一向に構わないですよ?